チェン・チューに教えてもらいました

中国の「東北料理」ってどんな料理なの?

2008.10.31 FRI


チェン・チューさんもおすすめ「胡同」の「東北醤大骨」。豚肉の背骨と骨の周りの肉を醤油ベースのタレで煮込んだもの。豪快な見た目と裏腹に、味はさっぱりしていました
池袋の中国人経営者らが、「トウキョウチャイナタウン池袋」という街作り計画を進めているらしい。池袋によく行く友人に聞くと、中華料理の中でも中国東北部(旧満州)の郷土料理である「東北料理」を出す店が増えているんだとか。四川料理や広東料理はよく聞くけど、東北料理ってあまり聞いたことがないです。そこで、中国東北地方出身であるタレントのチェン・チューさんに東北料理について聞いてみました。「私の故郷、東北地方は日本人にもなじみやすい醤油味や塩味であっさりした味付けの料理が多いです。郷土料理といえば何といっても餃子! 日本で餃子といえば焼き餃子ですが、東北地方で餃子といえば水餃子。具材もトマトとか季節の野菜とか、いろんなものを入れるんですよ。そうそう、ワタシが日本に来て一番びっくりしたのが日本の焼き餃子にはニンニクが入っていること。中国では餃子にニンニクは入れないんですよ。だから、中国人の口は臭くないです(笑)」餃子一つとっても日本人のイメージとはかなり違いますね! 東北料理で僕らがあまり知らないメニューはありますか?「私が子どものころに食べていたのはヤギ肉を使った串焼きとしゃぶしゃぶ! 特にしゃぶしゃぶは東北地方ではそれぞれの家の味を楽しめる庶民料理。そういえば、この前上野の『胡同』という中華料理屋さんでヤギの肉の串焼きを食べて、ふるさとの味を思い出しました」というわけで、チェン・チューさんお墨付きのお店で実際に東北料理を食べてみることに。「東北醤大骨」と呼ばれる東北料理ではメジャーな豚の背骨の煮付けを注文。写真のとおりド迫力です! 山盛りの骨にはちょっとビビったけど、食べてみると薄い醤油ベースの味付けで、意外にあっさりしていました。なるほど、これが東北流の味付けか。チェン・チューさんおススメのヤギ肉の串焼きも、香辛料がかなり効いているけど香ばしくてウマかったです。どの料理も油っぽくなくて日本人の舌に合うかも。取材の最後、チェン・チューさんに「日本で食べる中華料理って、本場の中華料理と全然違ったりしますか?」と聞いところ、「日本の中華料理はとてもおいしい。私の故郷では逆に日本食ブームだけど、やっぱり日本の和食とちょっと違う。みんなそんなものでしょ?」と返答が。お互いの国の食文化を理解しようとすることで、ほんの少しだけど日本と中国が近くなったような気がしました。

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