日本はローマ字入力があるけれど…

世界各国のPCキーボード入力方式ってどんな感じ?

2008.10.31 FRI


キートップに漢字の字母がプリントされている台湾語キーボード。なお、倉頡方式をさらに簡略化させた「簡易入力」や、漢字を数列で表現する「三角入力」など、台湾語の入力方式はバリエーションが豊富
PCで日本語を入力するときは、発音を頭の中でローマ字に変換しながらアルファベットのキーを叩く。僕らにとっては当たり前すぎる行為だけど、これが英語圏の人なら、単語のスペルの順番にキーを叩くだけだから簡単そうな気がする。では、中国語や韓国語、アラビア語といった世界各国の言語は、一体どうやって入力しているんだろう? というわけで、気になる国々のキーボード入力事情を調べてみた。

●中国
中国語の発音を「ピン音(PinYin)」と呼ばれるアルファベットを使った発音表記法で入力し、漢字に変換する。ローマ字入力に近い感覚。

●台湾
漢字のパーツを上下左右の「字母」に分解し、字母が割り振られたキーを2~5回押して一つの漢字を組み上げる「倉頡(CangJie)」方式が主流。キー表面に漢字字母が記載された台湾語キーボードを使用する。

●韓国
「2ボル式」と呼ばれる方式。表音文字のハングルは子音が14と母音が10あり、子音と母音のキーを順に押して、一つのハングルを組み上げる。ハングル字母が記載された韓国語キーボードを使用。

●フランス
英語キーボードの「QWERTY配列」に対して、「AZERTY配列」と呼ばれる独自のキーボードを使用。「」や「」など、綴り記号付き文字も入力しやすい。

●ドイツ
英語キーボードに対して「Y」と「Z」が入れ替わった「QWERTZ配列」が主流。ドイツ語は「Z」を頻繁に使うため、キーが中央部にあった方が便利。

●イスラム圏
文章を右から左に書くのが特徴で、アルファベットの代わりにアラビア文字を直接入力する。アラビア語キーボードを使用。

このように、国や言語によって実に様々な入力方式があった。ちなみに現行のWindowsは多言語入力に対応しており、IMEの設定を少々変更するだけで、世界各国の言語を入力できるようになる。そこで、筆者も自分のPCでトライしてみた。

まず中国語モードを選んで「ni hao」と入力すると、正しく「好」に漢字変換できた。おおお!! と感動したのも束の間、続いて挑戦した韓国語モードでは、自分が何のキーを叩いてるかわからず5秒で撃沈。ハングルやアラビア語はキー配列がアルファベットとは完全に異なるので、専用キーボードを用意しないと攻略は難しいというか、それ以前に字が読めないのが最大の難関でした。語学力に覚えのある人は、レアなPCスキルとして磨いてみるのもいいかも?

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