3連休はうれしい? うれしくない?

今さらですが…祝日はどうしてハッピーマンデーになったんだっけ?

2008.11.07 FRI


来年2009年限定で9月19日から9月23日までの秋の大型連休が登場する。これは「祝日に挟まれた平日は休日になる」という法律の定めから、21日(月)「敬老の日」と23日(水)「秋分の日」の間の平日が休みになるという 撮影/熊林組
ああ、今月は3連休が2回もある!

上の文章、みなさんならどういう気分で読まれました? 嬉しくなりましたか? それとも焦ってしまいましたか?

個人的にはわりと後者です。3連休だと平日が1日減ってしまうため、主に土日祝休みの取引先との仕事が進みにくくなるから。もちろん、これにはフリーランスで週刊サイクルの仕事をしているという個人的な事情が大いに関係しているのですが。

ともあれ、気が付いたらハッピーマンデーという名前で、「成人の日」「海の日」「敬老の日」「体育の日」といった祝日が○月の第○月曜日に移動されていたわけですが、そもそもこれは一体何の目的があったのか?

『記念日・祝日の事典』(東京堂出版)の著者である加藤迪男さんにうかがいました。

「ハッピーマンデーが生まれる前から、祝日が日曜日にあたった際、翌月曜が『振替休日』として休みになっていました。しかし、祝日が土曜だった場合は何もなかったわけです。週休2日制がこれだけ定着したのだから、祝日を月曜日に設定して、土日と合わせた3連休で休んでもらおうというのが狙いです。日本人は働きすぎといわれていますから」

この動きを受け、平成12年には「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」により「成人の日」と「体育の日」が、また平成15年に「国民の祝日に関する法律及び老人福祉法の一部を改正する法律」により「海の日」と「敬老の日」が、ハッピーマンデー化したという。

でもよく考えたら、今月11月(2008年)の3連休はハッピーマンデーではなく、たまたまですよね? 「文化の日」や「勤労感謝の日」が移動しないのはなぜ?

「祝日の中でも、日を移動しては本来の意味がなくなるもの。例えば建国記念の日や天皇誕生日などは移動しづらいでしょうね。元はといえば『文化の日』ば『日本国憲法施行の日』ですし、『勤労感謝の日』も天皇がその年の収穫を感謝する新嘗祭(にいなめさい)という祭儀に由来しています。また祭儀とは違いますが、『春分の日』や『秋分の日』は天体の動きで毎年休日が決まっているので、これも変えようがないんです」

なるほど。最後に、世の土日祝ビジネスマンも皆が皆、3連休を喜んではいるわけじゃないのかも? という仮説を立ててアンケートを取ってみたのですが、「たっぷり休めてうれしい」という意見が圧倒的多数。「仕事が進まないのでうれしくない」という方はきわめて少数でした。

はい、平日が4日しかなくても集中して仕事するようにします。

(熊山 准)

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