年をとるほど増すらしい…

アブラギッシュ顔の謎と対処方法とは?

2009.01.15 THU



イラスト:川合景二
通勤電車に揺られながら、お疲れ気味の40~50代のサラリーマンを見て、ふと思った。皆さん、一様に、お肌が脂でテカッている。同じ年代の女性の肌はカサつく一方なのに、どうして男性の肌は、脂でギトギトになってしまうんだろう? 美容皮膚科・メディアージュクリニックの富島隆裕先生、教えて!

「テカリの主な原因は、年齢と共に、肌の水分と脂分のバランスが崩れることにあります。そもそも、男女ともに、20代半ばごろから、肌を保湿するセラミドという成分が減っていくんです。ところが、女性に比べて男性は、脂を分泌する男性ホルモンが多く、年をとっても、ほぼ増減なく脂が出続けているんですよ」

男性の肌は、水分が減っているのに対して、脂は変わらずに出ているんですね。

「そうなんです。その結果、肌の表面を覆っている皮脂膜の割合が脂ばかりになり、ギトギト感が出てくるんです。とくに冬は空気が乾燥しているので、水分が蒸発し、肌が脂っぽくなりやすいんですよ。また、年齢と共に皮脂の成分が変化し、パルミトオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が増えてきます。すると、ますます肌がベタつくうえ、パルミトオレイン酸が空気に触れて酸化すると、加齢臭の原因になるノネナールが発生します。個人差はありますが、40~50歳前後がもっともテカりやすく、その後は徐々に乾燥肌へと変化していきます」

肌のテカリが、加齢臭までをも引き起こすなんて。20代からできる予防策は?

「まずは、食生活を見直すことですね。油っこい食べ物やアルコールの摂り過ぎは、体内の脂肪酸を増やし、皮脂の量を増加させます。また、多くの男性がおろそかにしがちですが、洗顔後のケアも大切ですよ。女性と同じように、化粧水と乳液でしっかりと水分補給をすれば、肌のギトギト感はなくなっていきます」

肌のテカリは、オヤジ化への第一歩。早めのケアで、若々しい肌をキープしましょう!


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