実は一年中飛んでいるアイツ

スギやブタクサだけじゃない!?2009年花粉カレンダー

2009.01.22 THU



写真提供/AFLO
年始早々、鼻がぐずついて仕方ないなんて人、けっこういません? 厚生労働省の発表によれば、日本における花粉症の人は30~50歳代に多く、人口の約16%(1998年の推計)とされており、その後も増加しているとか。

思えば、昔は花粉症といえば「スギ花粉」だったのに、何年か前から「ヒノキ」とか「ブタクサ」など、いろいろな名前を聞くようになりましたよね。なかには「スギもヒノキもイネもブタクサもアレルギー反応がある」という人もいて、ほぼ一年中花粉に悩まされるという悲劇も。でも、こんなに花粉名を聞くようになったのはなぜなんでしょう?環境省環境安全課に聞いてみました。

「花粉症の人が増えるにつれ、多くの花粉が原因として顕在化してきたこともあります。しかし、そもそもの花粉の量もかなり増えています。というのも、60~80年代に植林が行われたヒノキが90年代半ばから花粉をつけ始め、いま大量に飛散しているからです。なお、花粉症の原因の定番、スギが植林されたのは50~60年代です」

では、今年の関東圏の花粉量は? 財団法人日本気象協会・広報担当者によれば。

「花粉の量は、前年の気象に左右されます。一般的に前の年の夏季(特にスギは7月)の気温が高く、日照時間が多く、降水量が少ないと生育が進むんですよ」

08年夏の気象は、全国的に気温や降水量の変動幅が時期により大きかったそう。関東圏も7月の気温は高かったが、8月後半には秋を思わせる涼しさになった。平均的には日照時間が長く、降水量は非常に少なかったという。ということは?

「昨春は茨城、栃木、埼玉で例年より多くの花粉が飛散しました。09年のスギ・ヒノキの花粉総飛散数は、南関東以西では例年、また昨春と比べてもさらに多くなるでしょう。北関東以東は昨春よりも減少し、例年並みか例年より少ない見込みです」(同)

今では半ば常識となってきているが、花粉症予防は「花粉飛散前」が肝心。早めの対策をお忘れなく。


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