毎日の10分で風邪知らず!

寒空のなか、タオルでゴシゴシ!乾布摩擦はなぜ体にいいの?

2009.01.29 THU



イラスト:川合景二
北風ピープー吹き荒れる冬本番。みなさん風邪ひいてません? そういえば冬には乾布摩擦がいい! なんていうけど、アレってどんな効果があるのかな? 乾布摩擦を推奨している、メイプル整骨院の圓川勇院長にお聞きしました。

「通常人間の体は、寒い場所に行くと、体を冷やさないようにするため、毛細血管がギュっと細くなります。逆に暖かい場所に行けばゆるむ。このように人体は血管をコントロールし、血の巡りを良くしているんです。しかし現代人は、冬は暖房、夏は冷房といった状況が多いため、本来人体が行う体温調節ができなくなっているんですよ」

すると具体的にどうなるんです?

「例えば『寒い』と思って上着を着ると、下半身や手足が温まっていないのに、脳が『全身が温まった』と勘違いを起こすんです。体は温かくなって頭はボーッとするのに、全身は冷えたまま。そうなると、内臓や関節が冷え、万病の元となるんですね。ですから、全身に刺激を与え、血行を良くする必要がある。本当は毎日適度な運動をするのが一番ですがまぁ、なかなかできないので、乾布摩擦で肌に直接刺激を与えるのが効果的なんです」

なんでも、毎日10分ほどで風邪をひきにくくなるのだとか。では正しい乾布摩擦方法とは? やっぱり外で裸ですか? 

「理想はそうですが、いきなりそんなことをしたら風邪をひきます。人間の体質は2週間スパンで順応していくので、最初は室内で暖房がかかっている状態で始めて下さい。2週間たったら暖房を切る。次は窓を開け、外から風を入れるなど、徐々に慣らしましょう。やり方は、上半身裸で、最初は手の指先から腕、足、腹、胸、背中と、末端から心臓に向かってタオルでこすります。体が赤くなるくらいが目安です」

乾布摩擦は、風邪をひきにくくなる以外にも、さまざまな効果が!(表参照) 風の子だった子供時代を思い出し、いっちょこすってみますか!


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