男性避妊手術ってことしか知らない?

「切っても戻せる」「結ぶだけ」…パイプカット、ウワサの真相

2009.02.05 THU



イラスト:dada
男だらけのR25編集会議は基本的に下ネタで始まるんですが、そこで流れた衝撃の噂。「パイプカットってさあ、切っても戻せるらしいよ」。ええー! 「カットっていってるけど、実は精子が通る管をひもで結ぶらしいよ」。再び、ええー! マジっすか?

確かに男性の避妊手術である「パイプカット」は、我々男性でも知らないことばかり。「戻せるんならちょっと手術してきてよ」と編集会議で一任された筆者は、「ま、それも悪くはないか!」と男性泌尿器の専門医院の新宿形成外科を訪ねました。

パイプカット手術をしても元に戻せるんですか? 文字通り切ってるんですよね?

「ええ、切っています。睾丸で作られた精子は、精管という管を通って、肛門付近にある前立腺へと向かうんですが、パイプカットの手術はその精管を精嚢から体の中に入る手前で切ってしまう手術です。2つの切断面が再びくっつくことがないよう、互いに180度折り曲げてからシルクの糸で結んでしまいます。なので、簡単に元に戻せるものではありませんね」(岡和樹院長)

そうだったんですね。じゃあ、「結んでとめる」というのは嘘ですか?

「もしかしたら古い手術にそういうものがあるのかもしれませんが、今はこの方法です」

でも精管を切っちゃうと、睾丸に精子が溜まって破裂したりしないんでしょうか?

「それはありません。精子が精巣から排出されないと、体は精子を分解する酵素を作り出し、自動的に生産調整するようになります。とはいえ、睾丸を摘出したわけではないので、性欲が落ちることもないですよ」

ということは射精したら精液は何色?

「精液に精子が混じらないだけで、色等は大差ないです。若干粘度が下がるくらいです」

なるほど。手術痕もそんなに目立たないみたいだし、パイプカットしたかどうかは傍目にはわかりにくいんですね。ちなみに元に戻せなくても、子供が欲しい場合は睾丸から精子を採取して授精はできるそう。うーむ、その手もあったか。


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