ウイスキーボンボン、奈良漬はセーフ?

酒気帯びフードは酔っ払う?飲酒運転のボーダーを検証!

2009.02.19 THU


酒気帯び運転の言い逃れに「奈良漬を食べた。酒は1滴も飲んでない」と供述するなど奈良漬が悪用されるケースが相次いでいる――。こんなトホホなニュースを新聞で発見。でも、確かに奈良漬やウイスキーボンボンなど、食品のなかには微量とはいえアルコールを含むものがある。苦手な人は匂いをかいだだけで酔っ払うなんて話も聞くし、この言い分、意外とホントだったりして。そもそも飲酒運転ってどういう基準なんだっけ?

警察庁によると、道路交通法で酒気帯び運転と規定されるのは、呼気中のアルコール濃度が1lあたり0.15mgを超える場合。じゃあ例えばウイスキーボンボンだと、何個食べればこの基準に届くのか。アルコール健康医学協会による簡易的な計算式を使って算出したところ、体重60kgの人の場合46個で呼気中アルコール濃度は約0.15mgに達し、アウト。これはあくまで理論値に過ぎないが、それだけ食べれば本当に酔ってしまいそう。ちなみに酒はたしなむ程度の筆者の場合、10個でもほろ酔い状態に。

「ウイスキーボンボンを大量に食べれば、方向感覚を失うほど酔うことも可能性としてはあり得ます。事故を起こす危険性があると判断されれば、酒気帯び運転より罪が重い酒酔い運転で取り締まりを受けることも考えられます」(アルコール健康医学協会・古屋賢隆さん)

酒酔い運転はアルコール濃度の数値に関係なく「アルコールの影響により通常の運転ができないおそれがある場合」に該当するという。つまり酒を飲んでいようがいまいが、飲酒検問でアルコールが検出され、警察官が危険と判断した時点でアウトなのだ。

酒酔い運転の場合、即時免許取り消しに加え「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」(2月19日現在)という厳罰が下る。交通事故を起こせば、問答無用で逮捕・収監だ。「知らずに食べた」で死亡事故を起こせば取り返しがつかない。注意が必要な食品は下表の通り。酒に弱い人は特に要チェックですぞ!


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