症状によって使い分ける?

温感湿布と冷感湿布に何か違いはあるのか?

2009.02.26 THU



写真提供/AFLO
連日、遅い時間までデスクワークを続けていたら、腰痛と肩こりがダブルで襲ってきた。マッサージに行くヒマもないし、こんなときは湿布薬だ! と思いたち、ドラッグストアにかけこむと温感湿布と冷感湿布の2種類ある。う~むどっちを貼ればいいんだ! 久光製薬に聞いてみました。

「腰痛や肩こりなどの慢性的な症状の場合は、温感湿布をオススメしています。打撲やねんざなどで患部が熱を持っている急性の症状の場合は、冷感湿布がオススメです。冷感湿布には、メントールなどの成分が含まれていて心地よい冷却感があり、炎症を抑えて痛みを鎮めてくれます。慢性的な腰痛や肩こりに効果的な温感湿布には、トウガラシエキスなどの温感成分(血行促進成分)が含まれています。この成分が皮膚の温感を感じるセンサーに働きかけ、血流を改善することで疲労物質の蓄積を抑え、筋肉をほぐしてコリを緩和したり、痛みを和らげたりするんです」(同)

つまり、温感湿布を貼ると温かく感じるけれど、じつは温感湿布そのものが熱を発して患部を温めているわけではないのだ。ちなみに、温感湿布、冷感湿布ともに消炎・鎮痛効果はあるので、急性の症状か慢性の症状かよくわからないときは、好みで選んでもいいとのこと。ところで、患部に直接貼って温める製品もあるけれど、あれは温感湿布ではないのだろうか?

「たとえば、当社には『直貼』という商品がありますが、温感湿布とは異なる製品です。湿布薬でもありません。『直貼』には薬効成分はなく、発熱剤で実際に患部を温めて血行をよくし、コリや痛みをやわらげる医療機器になります」(同)

ということは、患部を冷やして炎症を抑える必要がある打撲やねんざには逆効果ということか。完全に温感湿布の一種と勘違いしてました。湿布薬のように体に貼るタイプの製品はいくつかあるけど、キチンと使用上の注意を読んでから購入した方がよさそうです。


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