「近視の人はなりにくい」はウソ

実は20代から始まっている!?「老眼」の傾向と対策

2009.05.28 THU



画像提供/ボシュロム・ジャパン
仕事中、パソコンの画面が見にくいなぁと感じることが増えてきた。働き過ぎて目が疲れてる? と思っていたら、同僚から「老眼が始まってるんだよ」と言われてビックリ。まだ31歳なのに? そこで、クイーンズアイクリニックの荒井宏幸院長に聞いてみた。老眼ってそんなに早くから始まるのでしょうか?

「老眼は成長が止まる20代から始まります。20~30代は目が疲れたぐらいしか思わず、自覚症状がないのです。ただ、最近はパソコンや携帯電話など、目に負担がかかる作業が増えた影響で、30代から症状を自覚する人も増えているようです」

自覚していないだけだったのか。そもそも老眼のメカニズムってどうなっているのでしょうか?

「目は水晶体と呼ばれるレンズの役割を果たす部位が薄くなったり厚くなったりすることでピントを調節していますが、水晶体が硬くなると、ピント調節機能が低下して物が見えにくくなります。その状態が老眼です。水晶体は紫外線を吸収することで硬くなってしまうんです」(同)

よく近視の人は老眼になりにくいって聞きますがホントですか?

「近視の人が老眼になりにくいというのは、デタラメです。老眼は目の老化現象ですから誰も避けて通れません。個人差はありますが、加齢とともに水晶体が硬くなるのは自然の成り行きなのです」(同)

荒井院長によると、老眼には根本的な治療法がなく、老眼鏡などを使って上手に付き合っていくしかないのだとか。そうなると、気になるのは目の老化をどうやって遅らせるのかということですが。

「老眼対策には外出時に紫外線の吸収を防ぐサングラスをかけることや、目に負担をかけないために仕事用とプライベート用など用途に応じてメガネを使い分けることもいいですね」(同)

なによりも老眼対策は目を酷使しないことが第一とのこと。今日から目をいたわるような生活を心がけてみます。


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