口内炎、吹き出物、ヘルペス…

口の内外に出てくるアイツは体の不調のサインってホント?

2009.05.28 THU



イラスト:牧野良幸
やあ、久しぶり! とばかりにポチッと出てきた口内炎。コイツが出てきたと言うと「食生活が乱れてる」とか「疲れてるの?」って聞かれませんか? そういえば口の中のみならず、暴飲暴食していると口の周りに吹き出物が出てくる気も。でも、内外問わず口に何かできるのってホントに不調のサインなの?

「本当ですよ。口は粘膜なので非常に敏感。皮膚よりも表面を保護する角質が非常に薄く、表面近くに毛細血管が張りめぐらされているため、体の変化や反応が出やすいのです。口の中だけでなく、その裏側である唇の周りに反応が出る場合もあります」(東京歯科大学教授の山根源之先生)

一般に口内炎といわれているアフタや口の周りの水ぶくれヘルペス、吹き出物のほか、貧血を起こした時に唇が青くなるのもその一例。しかし先生、口に関係のない体内の不調まで出るのはなぜ?

「口から肛門までは同じような粘膜でつながっているため、消化器系のどこかが悪くなるとほかの粘膜の状態も悪くなります。だから、口の中の状態も悪くなるんです」(同)

ナルホド! だから食べ過ぎて胃が疲れてくると口内炎ができるんですね。

ちなみに鼻孔、目、生殖器なども同じ粘膜。なかでも唇は外部からの刺激を受けやすく、一度症状が出ると治りにくいそう。

「口は食べたり話したりする器官なので、安静を保ちにくく治りが遅いのです。また、症状を気にして舐めたり触ったりすると菌が付着して悪化しますよ!」(同)

げげっ! じゃあ、口の粘膜を健康に保つにはどうしたらいいのでしょう?

「粘膜に一番良くないのは乾燥と汚れ。運動のほか、ストレスや緊張でも口は乾きます。水分を摂るのもいいですが、食べ物をよく噛んで唾液で潤すのが一番。食後は歯を磨くなど、口の中を清潔にしましょう。それだけでだいぶ変わるはずですよ」(同)

乾燥と汚れを防ぐ粘膜の清浄化で、女の子が思わずキスしたくなる魅力的な口元を目指してみない?


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