これからの季節に知っておきたい

袋はあけていないのに虫はどこからわいてくる?

2009.06.04 THU



画像提供/ライオン株式会社
毎年、梅雨に入るとイヤな過去を思い出す。中学生のころ、親戚からもらった手作りのクッキーを食べずに放っておいた。1年後、偶然それを発見したのであけてみると、そこにはおびただしい数の小さな虫がうごめいていたのだ。

似たような話は友人からも聞いたことがあるが、それはすべて梅雨や夏の話だった。なぜこの時期には虫がわきやすいのだろうか?多数の殺虫剤、防虫剤を扱うライオンに問い合わせてみた。

「家庭に発生し、食品、衣類などを食べ荒らす害虫には、ダニ、蛾など様々な種類がいます。それらにほぼ共通しているのが、気温が25~30度と比較的高温で湿度の高い環境だと、成虫になるまでの発育期間が早まること。梅雨のような高温多湿の環境になると、食品などに産みつけられた害虫の卵がかえりやすくなり、一斉にふ化することがあるのです。それで、急に害虫が大量発生したりするんですよ」(ライオン研究開発本部の亀崎宏樹主任研究員)

ということは、ボクのお菓子にもいつの間にか害虫が卵を。けど、ちゃんと袋に入っていたのに、ヤツらは一体どこから?

「害虫は箱や袋のちょっとしたすき間から侵入するんですよ。代表的な害虫のコナダニは、体長がわずか0.5mmですからね。害虫は主に小麦粉などの粉類や米、お菓子などをエサとし、そこに卵を産みつけるので、一度袋をあけたものの、それ以降あまり使っていない食品などがありましたら注意した方がいいかもしれませんね」

害虫は高温多湿で活動が活発化する半面、低温で乾燥した環境ではほとんど繁殖しないので、危険を感じた食品に関しては冷蔵庫に避難させる方がいいそうだ。また、バルサンなどのくん煙剤で部屋全体を殺虫することも、害虫の発生予防に効果的だという。ちなみに虫がわいても、食品が腐ったりしていなければ食品自体は無害らしいがそんな光景を見てしまったら、絶対虫酸が走るよな。


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