使いこなせばセットもラクチン?

ドライヤー「冷風」機能のカシコい使いこなし方

2009.06.18 THU



写真提供/AFLO
お風呂あがり。いつものようにドライヤーで髪の毛を乾かしているとき、ふと思った。ドライヤーについている冷風スイッチ、ちゃんと使ったことがない。冷風機能はなぜついているんだろう? ドライヤーの最大手メーカー、パナソニックに聞いてみた。

「ドライヤーの冷風は、髪を効果的にセットするときに使います。プロの美容師さんがドライ時に使うテクニックにならっています」(パナソニック広報部)

1937年に同社から発売された国内初のヘアドライヤーにも冷風機能はついていたが、発売当時になぜつけたのか、正確な理由はわからないという。でも、なぜ冷風のほうが髪のセットに適しているのだろう?髪のことは髪のプロにというわけで、明治時代から日本橋にお店を構える老舗の理髪店「KUBOTA&’S BARBER」の4代目店長、窪田俊之さんに尋ねてみた。

「髪の毛は、ケラチンというたんぱく質が細かく結合してできています。この結合がなんらかの力で切れて、そのままの形で固定されると髪の毛の形が変化します」

この特性が、冷風とどう関係するの?

「ケラチンの結合は、水や熱でも反応して離れます。シャンプー後の髪は濡れて一時的にケラチンの結合が離れている状態。だから濡れた髪を乾かしていくとケラチンは再び結合しますが、ドライヤーを使い続けると、熱でまた結合が切れてしまいます。このとき、急激に冷風で冷やすとケラチンが結合して髪の形を固定できるんです」(同)

なるほど。窪田さんによると、実はパーマもこの原理を利用しているのだという。

「パーマは、薬品でケラチンの結合を酸化して切り、ロッドを巻いた状態で、薬品で再び結合させて、髪をウェーブさせているのです」(同)

仕組みを分かって使えば、トップの毛を盛り上げるくらいの調整は簡単にできそうだ。冷風スイッチ、今までスルーしていてごめんなさい。さっそく今日から使ってみます!


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