男28歳・パパになる!ってどうよ?

第5回 イマドキの子どもの教育事情

2009.07.21 TUE

男28歳・パパになる!ってどうよ?

いつも楽しく拝見させていただいております。

私には2歳になる娘がいます。私は去年からゴルフを始めたんですが、
よく家で(エアー)素振りしています。

それを見て娘が遊びと思ったのか、素振りのマネをするようになりました。
子供って何かをマネするのが好きですよね?

多分そういうことから共通の趣味が出来るのではないでしょうか?

余談ですが、人間って自分の遺伝子と似ていない
異性のことが本能的に好きになるらしいので、
一番遺伝子の似ている異性=父はやはり好かれる可能性は
低いと思います(覚悟済み)。

ちなみに下元さんは、自分の子供にどんな職業に就いてほしいですか?
やはり同じ職業を目指してほしいでしょうか?


投稿者:茶ジジ猫さん(男性/27歳/北海道)

ボクとしては、我が子がライターになるのは全然構いませんが、

子どもが父親(ボク)のマネをするようになる
性格・習慣が父親に似てくる学業を怠ける同じ職業に就く

なんて流れで、ライターに行き着くのは勘弁してもらいたいです。
やっぱり、自分と違って賢い子に育ってほしいから!

ということで、今回はエゴ丸出しの父親像を前面に押し出しながら、
学習塾や私立の保育園、幼稚園など、賢い子どもを育てる
イマドキの教育現場についてリサーチをしてみたいと思います。
図版制作:佐野彩子(BLOCKBUSTER) 文部科学省が平成20年8月に発表した「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」内の、通塾に関する統計。小1の6人に1人が塾に通っているなんて(平成19年)、ボクの時代では考えられませんでした…

中学受験の過熱化その原因は…父親?



15~20年前は中学受験がそれほど一般的ではなかった時代。ボクの小学校でも、1クラス40人のなかで中学受験をする生徒は5人程度でした。

ところが、中学受験者は年を追うごとに増加。大手進学塾「日能研」によれば、1998年度に推定4万2000人だった首都圏の中学受験者数は、今年は1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)で6万4000人以上と過去最高を記録しました。

ただ、それにともない、学習塾に通う小学生も大幅に増加となればしっくりくる話ですが、実はそうでもないようです。

文部科学省の「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」によれば、小1の通塾率は約25年間で2.5倍になるなど、塾通いの低年齢化が顕著に表れています。しかし、小6の通塾率は平成19年(37.8%)を平成5年(41.7%)が上回っています。

ここ十数年、中学受験者数が増加しているにもかかわらず、通塾率は下がっているとはなんとも不思議な話。その理由を教育情報誌『プレジデントファミリー』の鈴木勝彦編集長に伺いました。

「昨今は主に都市部で中学受験の過熱化が叫ばれていますが、全国的に見ると受験を目指すトップ層はまだまだ少数派。多くの子ども(ミドル層)は通塾といっても受験塾ではなく補習塾に通っているのが現状です。つまり、学習塾のマーケットは個人経営塾などミドル層を対象とした割合が大きいわけですが、ここ数年は補習塾の経営がとても厳しくなりつつあるという話を耳にします。通塾率の減少は、おそらくミドル層の塾離れが原因ではないかと考えられます」

格差が叫ばれているのは教育界も例外ではないようで、トップ層の中学受験者数は徐々に拡大する一方、ミドル層の教育熱はさほど高まりを見せないのが現状のようです。

それでも、小学6年生の約4割という通塾率は、決して少なく見積もれるものではありません。先の文部科学省の調査では、「子どもの塾通いが過熱化している」と感じている親が6割にも上り、その理由として「学校だけでの学習に対する不安」と並び「学歴重視の社会風潮」を挙げる人も約6割に達しました(複数回答)。

これまでは主に母親が周囲の家庭と比較したり、その時々の社会風潮を受け、子どもの進路を判断していたのに、最近では父親も早い段階から進路選択にかかわるケースが増えていると鈴木編集長はいいます。

「自身が中学受験経験者という父親が増えた昨今、その後の人生に対して肯定感が強い父親ほど、子どもの中学受験に積極的になる傾向がありますね」

現在は少子化が進み、世間では大学全入時代ともいわれています。考え方によっては、ずっと公立で進んでもこれまで以上に大学に入りやすい状態ともいえそうですがそのような考えは、子どもを持つ親にとっては悠長な話に聞こえてしまうのでしょうか?
鳩の森愛の詩保育園の園内。お昼にお邪魔したので子どもたちの「ワー!!」という元気のいい声ではなく、「ZZZ…」という寝息が聞こえてきました

イマドキのちょっとユニークな教育現場をのぞいてみたら…



「遊んでばっかりいないで、勉強しなさい!!」

子どものころ、親にこう言われるのがイヤでイヤで仕方がなかったですが、自分も父親になったら、きっと子どもに同じことを言ってしまいそうな気がしてなりません。やっぱり自分の子には賢くなってほしいですからね。

ただ、親から勉強を促されるのがどれほどわずらわしいかは分かるので、子どもが自主的に勉強に励むようになってくれたらいいな~なんてのんきなことを考えています。

実際にどうすれば子どもは賢く育つのでしょうか? まずは文部科学省の全国学力テストで、小学6年生が2年連続で全国1位になった秋田県の例を見てみましょう。

浦野弘氏の『秋田の子供はなぜ塾に行かずに成績がいいのか』によると、秋田県が全国学力テストで好成績を収めたのは、県内での学力の格差がそれほどなく、得点下位層が少なかったことが要因だそうです。

その背景には、「少人数学習」「各家庭、毎日30分以上の学習をするという予習・復習の習慣化」「大学生による夏休み期間の補習などのボランティア」「子どもから授業についてのアンケートをとるなど、教師の指導力の底上げ」などがあるのだとか。

まさに、家庭・地域全体で子どもの教育をバックアップし、それが実を結んだケースといえそうです。

他にこんな例もあります。プロゴルファーの横峯さくら選手のおじ、横峯吉文氏が提唱する「ヨコミネ式」は、毎日「読み書き・計算・体操」を繰り返すという教育方法。

これを徹底すると、幼少期から子どもたちに自主的な学びの姿勢が生まれるそうで、横峯氏が主宰する「通山保育園」の子どもたちは、卒園するまでに5000冊もの絵本を読んだり、漢字を書けるようになるのだとか。この子たちは間違いなく僕より賢そうです。

まぁ、正直なところ、ボクの子どもがそんなに頭が良くなるとも思えないので、天才児になれなくてもよいのですが、それでも誰からも愛される子になってほしいという願いはあります。

では、愛に満ちた子どもに育てるには、どうしたらよいのでしょうか? やはり、大人からの愛情をたっぷり注がれることが大切なのではないかと思うのですが。

横浜市にある「鳩の森愛の詩保育園」は、職員・保護者が一体となり、子どもたちとともに育っていくのがモットー。運動会など園の行事が行われる際は、父母が企画・運営にまで携わるそうです。そして数あるユニークな行事のなかで、何より子どもたちの心に刻まれるのが卒園式。

「当園では卒園式で、子どもたち一人ひとりに歌を贈っています。作詞はすべて職員によるもの。これを保護者のみなさんと練習を重ね、卒園式で歌うのです。手塩にかけて子どもを育ててきたお父さん、お母さんの努力や子どもたちの愛おしさを思うと、どんなことでもがんばれますね」(瀬沼静子園長)

愛情をたっぷり受けて送り出された園児たちは、学生や社会人になってからも再び園を訪ねてくるそう。このように、今回ご紹介した保育園以外にもユニークな教育スタイルを持つ保育園や幼稚園は全国にたくさんあります。

おそらく、賢い子、愛される子に育てるための絶対的な方法は存在しないでしょう。ただ、ひとつ言えることがあるとすれば、どんな教育法であれ、親が子どもに対する愛の証としてそれを選択することがとても大切なのではないでしょうか。 イマドキの教育事情をお送りしました今回のレポート、
みなさんはどんなふうに感じました?

今回はとりわけユニークな教育現場を取り上げたということもありますが、
教育事情は時代によっていろいろと変化しているようです。

これもまた、時代の流れなのでしょうから、それほど驚くことでは
ありませんが、ここで気になることがひとつ。

教育事情が変化しているということは、
もしかしたらアレの内容も
ボクらが子どものころとは大きく変わっているんですかね?

「アレって何?」って? 

決まっているじゃないですか! みんな大好き「性教育」ですよ!
いま学校ではどんなことを教えてるんですかね? 気になるー。

っていうか、自分が親になったら
子どもに性教育ってしなきゃいけないのか!?

はぁ。性の話ってやっぱり大人になっても家族と共有したくないけどなぁ。

ということで、みなさん。
「いったい子どもにどこまで何を話すべきか」。
今回はこれについてご意見を投稿してください。

僕も2週間、じっくり考えてみます。次回は8月3日(月)の更新です!

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