オススメは巨峰・マンゴー・イチゴ?

“水分”と“繊維質”が美味のカギ「冷凍フルーツ」向きの果物は?

2009.08.06 THU



ヒムロイサム=写真photography ISAMU HIMURO
帰省のとき、新幹線車内でついつい買ってしまうのが、冷凍ミカン。冷凍して食べるフルーツといえば、ほかにはパイナップルやバナナなどをコンビニやスーパーで見かける程度。でも、冷凍したらおいしいフルーツってほかにもありそう。日本橋千疋屋総本店の大島有志生さん、教えてください!

「冷凍して食べるフルーツで人気があるのはマンゴスチン、ライチですね。個人的におススメなのは、シャキシャキとした食感と果汁の甘みがほどよいピオーネ(巨峰)です。これらは繊維質が豊富で水分量が多すぎない。だから冷凍しても固くなりすぎず、ほどよい食感が残ります」

確かに、カチンコチンに凍っていたら食感が悪くて、あんまり食べる気がしないですもんね。では、冷凍するのに向いているフルーツ・向いていないフルーツには、どんな違いがあるのでしょうか?

「ビワのような淡い味のフルーツは冷凍すると水分が抜けてみずみずしさがなくなり、味もなくなるのであまり向きません。逆にマンゴーのように味が濃いフルーツは向いています」と教えてくれたのは冷凍フルーツを製造販売している株式会社木の国の古田芳章さん。味が濃いとどうして冷凍するのに向いているのでしょうか?

「冷凍すると、甘みや酸味を感じにくくなるからです。濃い味のフルーツは凍らせることで、ほどよい甘みと酸味になります。ただ、果肉が固くなって食べにくくなることもあるので、そういうときは少し溶かしてから食べてください。冷凍して味が薄くなると物足りないという人は、アイスクリームやヨーグルトに混ぜて食べるのもいいと思いますよ」(古田さん)

フルーツの種類によっておいしく冷凍するコツは微妙に異なっている。簡単に見えて意外と奥は深いようだ(下表参照)。

冷凍フルーツって果汁も果肉も楽しめるし、冷たい食感も病みつきになる。今年の夏も暑くなりそうだし、オリジナルの冷凍フルーツに挑戦してみようかな。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト