今日から始める“エコモテ”生活

第12回 自由自在にエッチな夢を見る!

2009.08.25 TUE

今日から始める“エコモテ”生活


モテにもいろいろあるけれど、やっぱ自分の世代的にはこんな感じで世紀末風にモテてみたいもんです。どうせ夢なんで。…あ、エコっぽくないか。イラスト/沼田光太郎

夢を自在にコントロール!「明晰夢」とはなんぞや?



「エコでモテる」というテーマでスタートしたこの企画。エコについてはたくさん勉強することができたし、様々な活動に参加することもできました。ただし肝心のモテにはまったくつながっていません! 思い返せば生まれてから27年、夢と妄想以外でモテたことなんかなかったなぁ。

待てよ、夢!?

なるほど、夢の世界ならそれこそ「夢」のようにモテることもできるし、ただ寝ているだけなら地球にもそれほど負担をおかけせずに済むだろう。これぞ究極のエコじゃないかしらん。『楽しい睡眠。夢をデザインする』の著者、江戸川大学人間心理学科の松田英子准教授、その方法を教えてチョーよ!

「夢を見ているときに、これは夢だと自覚していることが稀にありますよね。それが、明晰夢です。睡眠中の夢の中で意識を保ち、この明晰夢を有効に活用できれば、普通の夢に比べ、聴覚や視覚が鮮明に感じられるので、夢の中で感動体験をしたり、幸福感に包まれることもあるでしょうね。また、夢の内容をコントロールできるようになることも可能です。一般的には夢に注目することで、自分の悩みや抑圧された感情と向き合ったり、イマジネーションを高めたりと、現実世界での自分の成長を図ることもできるでしょう」

まぁ、ボクの場合、現実世界でもこれは夢だって思いたいときが多いですけどね。で、どんな仕組みなんですかね、ソレ。

「人は眠りに入ると、一定の睡眠段階を何回か繰り返しているんです。いわゆる浅い眠りから深い眠りに、そしてまた浅い眠りに移行し、夢睡眠の段階へ入っていきます。ここまでが約90分で、この後また同じ睡眠周期の繰り返しになります。夢を見るのはほとんどの場合、レム睡眠(身体は休んでいるが脳は覚めた状態に近い睡眠)のときですから、自分は今、レム睡眠の状態と気づくことができれば、夢を自分の見たい夢に近づけることは不可能ではないでしょう。ただし睡眠中、脳では記憶の整理が行われていますから、さすがに夢の筋書きを完全にコントロールするなどの複雑な明晰夢を見ることは難しいと思います」

夢を見るタイミングを意識できれば、多少は夢をコントロールすることができるってこと? でもそれ、スゲー難しくないッスか?

「日ごろから自己暗示として『自分が今、夢の中にいることに気づく』ことを強く意識していれば、レム睡眠時の半覚醒状態を保てるようになっていきます。身近に協力者がいる場合は、レム睡眠時に今、あなたは夢を見ていますよと合図を送ってもらう手段もあります。レム睡眠時には眼球が左右に動いていることをまぶたの上から確認できますから、その状態のときに光を点滅させるなどの合図を送ってもらうと、今、自分は夢を見ているんだと認識でき、そのまま明晰夢に突入することも不可能ではないでしょう」

なるほど。でもボク、そんなに心優しい協力者がまわりにいません。てか、そう言われてもボクにはできるような気が。いや、どーにかなる? 意地でも明晰夢を見て、夢の中でモテモテになってやるぞーい!!
ホテル風の理想的な睡眠環境ってきっとこういうこと…ですよね。しか~し、ボクの現状の財力ではどうしてもこうはなりません。カワイイ彼女と「おやすみ」なんて、そりゃ夢ですけどねー!

エコな睡眠環境を整えて、夢をコントロールしちゃうぞーい!!



連載最終回に、あえて「何もしないでモテる」という無謀なことに挑戦してみた僕。そこで、今回は夢の国へダイブ! つまり、眠ってモテようっつー魂胆です。何がしたいかというと、夢を見ているときにこれは夢だって自覚することありますよね? それを明晰夢というんですけど、その状態をうまく活用すると夢をコントロールできるとかできないとか。じゃあ、快適な睡眠環境を整えることができれば、きっと良質な睡眠につながるハズ。そうすれば結果、エッチな明晰夢だって見られるってもんだ。

そんなわけで手始めに熱帯夜もエコに涼しくをキーワードに、睡眠環境を見直してみることにしました。質の高い睡眠と快適な睡眠環境の研究に取り組む西川産業株式会社 日本睡眠科学研究所・所長の中村勤さん、その極意を教えてくださいな。

「寝室の環境でイメージとして参考になるのは、眠る環境としては理想的な条件が整っているホテルの部屋でしょうね。ホテルの部屋は、安らぎの空間になるように眠りを妨げる外的要因となる音、光、温度、湿度などが配慮されているところが多く、様々な工夫がされています。それぞれの住宅事情により、独立した寝室を持つことは難しいかもしれませんが、照明や部屋のインテリアなどを工夫して、心地よく眠れる環境作りを目指してみてください」

ひとつだけはっきりしているのは、どうがんばってもボクの部屋はホテル風にならないし、ホテルに泊まる財力もないということです。もう少しハードルを下げて熱帯夜もエコに涼しく♪なんていうキーワードで、アドバイスをいただけるとうれしいんですけど。

「真夏の夜の快眠術ですね。クーラーをONにしたまま眠ると、睡眠中に風邪を引いてしまったり、寒くて目が覚めたという人も多いはずです。クーラーをつけっぱなしにせず、1~2時間程度で切れる設定にしてみるといいと思いますよ。蒸し暑くて眠れない原因は温度よりも湿度だったりしますから、吸湿性のある綿や麻に優のパッドやシーツ、カバーなどを利用してもいいかもしれません。あと、昔からいわれているように、『頭寒』は快眠のコツ。そばがら枕や麻枕カバーなど涼感のあるものに変えると効果はさらに高まるでしょう。そのほか、夕食は就寝3時間前までにする、見た目にも涼しげなブルー系を寝室のカーテンや布団カバーに取り入れる、寝つきをよくするアロマを利用するなど、ちょっとしたアイデアで工夫できることはいろいろとあると思います」

なるほど納得、エコなアイデアが盛りだくさんですね。これぞ、エコモテの究極系だー。これで「快適な睡眠環境良質な睡眠明晰夢」という方程式も完成。あとは夢の内容をコントロールできる「明晰夢」を見て、夢の世界でモテモテになるだけだ!

苦節27年。母さん、ボクにもようやくモテ期がやってくるよ。そして読者の皆さん、半年間ご愛読ありがとうございました。ボクはひとあし先に休眠します。それじゃ、おやすみなさ~い!! 全12回にわたり連載してきた「今日からはじめるエコモテ生活」も、これにて終了です。

当初から変わらぬキーワードは「地球に優しい男は世界中の女子からモテる」。
結局、エコモテな黄金の法則を見つけるには至らなかったけれど、個人レベルで楽しめるエコ・アクションは様々な形で紹介できたんじゃないでしょうか。

エコ・ガイを目指す自分に終わりはありません。
もちろん、この連載を楽しみにしてくれていた皆さんもですよ!
アディオス・アミーゴ!

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