男28歳・パパになる!ってどうよ?

第11回 「いいパパ」ってどんなパパ?

2009.10.13 TUE

男28歳・パパになる!ってどうよ?

娘にモテるパパになりたい!! と思うのは、
パパならごく普通の感情ですね。

娘のしつけは、生まれたときから、
小学校までにきちんとしておくことが大切です。
思春期に入ったら見守ることでしょうね。

落ち込んでいたら声をかけるなど
うるさがられない程度のこまやかさは必要かも。

父親を避けるのはDNAに仕組まれたもので、
父と娘だけでなく、母と息子も同じなんです。

投稿者:ジネンさん(男性/50歳/熊本県)

子どもは思春期が近づくにつれ、
徐々に親との距離を広げていきます。

しかし、たとえ距離が開いても、
常に頼られるような父親でいたいと願うのが
きっと親心というものでしょう。

はたして、「いいパパ」の条件とは何なのでしょうか?
今回はさらにもう一歩踏み込んで、「天才の育て方」についてもリサーチします。
図版制作/佐野彩子(BLOCKBUSTER) “いいパパ”になるためには、子どもと一緒に様々なかたちでコミュニケーションすることが大切なのだとか

仕事ができる人ほどパパ力が高い!?いいパパの条件ってなんだ?



「○○力」というタイトルの本が書店にあふれる昨今。近い将来、一人前になりたいボクとしては、独身の今からでもパパ力を身につけたいところ。

そこで、『頭のいい子が育つママとパパの習慣』の著者・清水克彦さんに、いいパパとはどんなパパなのか聞いてみました。

「子どもは父親とのコミュニケーションを通じ、『思考力』『創造力』『集中力』『表現力』などを養うとともに、世の中に対する視野を広げていきます。つまり、父子間の会話が子どもの人間性を高めるわけです。その意味で、いいパパとは子どもと、親子の信頼関係に基づいたコミュニケーションがとれている父親を指すと、私は考えます」

なるほど。ということは、「パパ力=子どもとの会話力」といえるのかも。ちなみに、ビジネスマンの場合、「移動時間の使い方などちょっとした習慣の違いで、年収の差が生まれる」なんて悲しい(?)記事を見かけたりしますが、やはりパパの世界でも、ちょっとした習慣の違いで大きな差が生まれたりするのでしょうか?

「そうですね。子どもとコミュニケーションする際、父親が心がけた方がいいことはたくさんありますが、特に次の6つの習慣は子どもの成長に影響する大切な要素だと思います。私は頭文字を取ってはみがきよしと呼んでいますが、それぞれ『話す』『見る』『書く(描く)』『聞く』『読む』『調べる』(具体例は表を参照)。会話の基本としては、決して父親が話しすぎたり、意見を押しつけたりせず、子ども7割、父親3割くらいのバランスで話すのがちょうどいいと思います」
「お受験勝ち組」の親には共通点がある。自発的に勉強する、伸び伸び遊んでいるのに勉強もできる、そんな子どもの家庭を調べていくと、みな同じ心がけで子育てをしていた…。「お受験」家族を取材してきた清水氏が説く、究極の子育て術。『頭のいい子が育つママとパパの習慣』(税込819円)
ふむふむ。では結婚して親になったら、週末にいっぱい子どもと触れ合おうかしらなんて思った、アナタ。それではちょっと甘いのです!

仕事の都合上、日常的に帰りが遅くなる方も多いと思いますが、父子間の会話が最も生まれるのは、家族で食卓を囲む時間。可能であれば毎日1時間くらいは学校での出来事や仕事の話などをした方がよいそう。仕事が忙しくても、週1~2回は家族そろって夕食や入浴をともにするよう仕事を調節することが大切なのだと か。

「そのためには、空き時間をボーっと過ごさずに何かひとつでも作業を進めたり、取引先のスケジュールに振り回されぬよう、自分が決めた時間でまわりが動くようにしていくことが大事でしょうね」(清水さん)

なるほど。これを独身時代から習慣化していければいいってことでん? 結局「仕事のできる男=いいパパ」という図式が成り立っているような気が。

仕事はできなくても、せめていいパパになりたい。――こんなボクの思い込みこそ、改めなくちゃいけないってことですか?
イラスト/後藤亮平(BLOCKBUSTER) 子どもの興味を自然なかたちで伸ばしたところ、天才的な子どもに育ち、親がちょっと不安に…。将来、こんなぜいたくな悩みをぜひ持ちたいものです

あのスターも一般家庭から生まれた!?天才を育てる方法とは?



9月13日、大リーグ記録を更新する9年連続200安打を達成したシアトル・マリナーズのイチロー選手。日本で7年連続首位打者を獲得し、大リーグでも数々の記録を塗り替える彼を人はこう呼びます。天才。

特定の分野で圧倒的なパフォーマンスを見せる天才が、どのような過程を経て誕生するかケースは様々。例えば、日本が誇る天才芸術家・岡本太郎は、両親が幼少期から自分の意見をすべて尊重してくれたため、常に自分のアイデアに自信を持つようになった、と自著で語っています。

もしかしたら、天才を育てるヒントは親の接し方にあるのかもしれません。そこで、イチロー、松坂大輔、杉山愛、川口能活など、トップアスリートの家庭環境をつづった書籍『天才は親が作る』の著者・吉井妙子さんに、天才たちが育った家庭環境について聞いてみました。

「私がこれまでに見てきたトップアスリートの例でいえば、彼らがあれほどのレベルに達したのは、ひとえに親の教育のたまものといえます。子どもが『将来、オリンピックに出たい』とか『プロ野球選手になりたい』と夢を語ったとき、現実的に難しいと否定したり、親の希望と異なるため相手にしないという家庭は少なくないでしょう。ところが、天才の親たちは決して常識にとらわれることなく、子どもを信じ、毎日練習に付き合うなど親子で濃密な時間を過ごしているのです」

親子二人三脚で夢を目指すというと『巨人の星』などを想像してしまいますが、トップアスリートの親は決してスパルタではないそうです。
どこにでもいる普通の家庭で誕生した“天才”。彼らの親は、ただ子どもに対する愛情のかけ方や接し方が、ほかの家庭とちょっとだけ違っていただけだった。天才を育て上げるノウハウとは、いったい? 『天才は親が作る』(税込580円)
「子どもは飽きっぽいですし、練習のつらさから競技を嫌いになってしまう可能性もあります。それを感じさせないようにするのが親の役目。イチローの父親は イチローが練習に飽きそうになったときは、相撲を取って遊んだり、気分転換を促す工夫をしたりしていました。また、親が子どもの将来に夢を持つと、それが子ども へのプレッシャーになりがちですが、トップアスリートの家庭では親が子どもに過度の期待をかけず、練習における目標も現状から10~15%レベルを上げる程度に設定していました。そして、子どもが上達したときにはやや大げさなくらいに褒めて、彼らがまた褒めてほしいから練習を重ねるという環境を作っていた のです」

親が競技を楽しめるような工夫することで、子どもにとって練習は遊び感覚へと変わります。子どもは遊んでいいと言われれば、いつまでも遊んでいるもの。結果として、天才は遊びという名の練習を毎日のように重ね続けたことで誕生したというわけです。

この子育て方法はスポーツに限らず、勉強や芸術活動など、どんな分野にも応用できそうですね。うまく育てれば、将来的にボクの子どもも天才になりそうな気がしてきましたが。

「二世的な立場の子どもは、親や周囲からのプレッシャーから純粋にその競技を楽しめず、結果的に大成しないケースが少なくありません。むしろ天才は、一般的な家庭環境の方が生まれやすいと思います。ただ、それは親が社会風潮や常識にとらわれず、子どもの興味を伸ばすような接し方をした場合。天才を育てようなんて教育をしても、子どもはそうはなりませんよ」

むむっ、やはり不純な動機では子どもにも伝わってしまうわけですな。カエルの子はカエルなのか、トンビが鷹を生むのか。この答えは、どうやら親次第ってことのようです。 「いいパパの条件」と「天才の育て方」の2本立てでお送りした今回のレポート。

どちらも親子の信頼関係を育むことが欠かせないという点で、
類似点の多い結論に至ったのが印象的でした。

ちなみに天才と呼ばれるトップアスリートたちは、
大人になっても親子の仲がいいケースが本当に多いそう。

これは、「いいパパ」を目指すボクにとって
ひとつのお手本になる気がしました。

さて、なんと最終回となる次回は、ボクらのパパに注目。
「自分の親の面倒を見ること」についてレポートします。

これこそ子どもにいいパパと思われているかどうかが
カギになりそうですが、どうなんでしょう。

自分のオヤジを見つめながら、2週間じっくり考えてみたいと思います。

それでは、みなさんからの投稿お待ちしておりますので、
アツいお便りどうぞよろしくお願いします!

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