総選挙はそろそろといわれているけど…

街で見かける選挙カーやポスター etc.選挙活動にはいくらお金がかかるの?

2009.04.23 THU

麻生首相や様々な議員の発言によって、衆議院の解散が色濃くなっている永田町。ということは、それに併せて総選挙も行われることに。ところで、選挙に立候補すると費用はどれくらいかかるんだろう…? 元官僚で、日本の政治に詳しい作家の林雄介さんに伺ってみた。

「衆議院選挙の場合、選挙期間は12日間と定められており、その間にかかる選挙運動費用は約2300万円です。その内訳は、事務員やウグイス嬢、選挙カーにかかる費用、ポスターやハガキの製作費など。ただし、ポスターやハガキの印刷代と郵送料は国が支払ってくれます。あと、絶対必要なのが供託金。これは、公職選挙に出る際、法務局に預ける保証金のこと。原則的には、選挙の後に全額戻ってくるお金ですが、得票数が一定以下(衆議院小選挙区の場合は有効投票数の10分の1未満)だと没収されます。衆議院選挙では300万円と決まっていますが、日本は他の先進国と比べると極めて高額です。2008年末の時点で、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツは0円、イギリスは約10万円。ですから、日本の供託金は二大政党以外の候補者の締め出し、という意見もあります」

供託金を含めて、日本の政治家が負担する額は膨大。例えば衆議院選挙に出馬し、翌年解散総選挙ともなれば、お金がなくて選挙に出られない、という事態も考えられるそう。立候補するにはそれなりの資金と覚悟が必要なのね。

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