伊勢丹と三越が経営統合!

日本のデパートの歴史をこの機会に振り返ってみよう

2007.09.06 THU

今年9月の「大丸」「松坂屋ホールディングス」の経営統合に続いて、来年4月には「三越」と「伊勢丹」が経営統合する予定とのこと。デパート業界の“老舗”の動きに大注目な昨今ですが、そういえばデパート(百貨店)っていつから、どんなカタチで存在してたんだろう? 私たちの生活に欠かせないデパートの歴史をひもとくべく、『百貨店の誕生』の著者である初田亨工学院大学教授にお話を伺ってきました。

「日本初のデパートとして名乗りを挙げたのは三越呉服店です。明治の終わり頃から三越を皮切りに次々とデパート化していった老舗呉服店は、ショッピングのみを目的にしていた欧米のデパートと異なり、家族で楽しめる“行楽地”として発展していきました。屋上の遊園地や大食堂が登場し、子供用メニューの『お子様ランチ』もデパートの食堂から生まれたんですよ」

欧米と違い、日本のデパートは“遊び場”でもあったんですね?

「さらに、美術展を開催したり音楽隊などを設けることによって、デパートは日本の中流文化を築く役割を担ってきたのです。現在も三越や伊勢丹など美術展を開催しているデパートがありますが、欧米にはそういったデパートはないと思いますよ」と初田教授。

単にモノを売るだけの場所じゃなかった日本のデパート。現代から未来に向かって、どんな新しい役割を担ってくれるのか、これからも目が離せません!

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