厳しい局面と向きあう安倍さん。ところで…

「内閣」のメンバーはどうやって決まるんだろう?

2007.09.06 THU

参院選での自民党大敗から一カ月後の8月27日。「安倍改造内閣」のメンバー17名が発表された。次期総理大臣候補とも噂される麻生太郎氏(元外務大臣)が、自民党の要職である幹事長となったことで、外務大臣には自らの派閥をもつ町村信孝氏が就任。職務をサポートする事務次官を巡る人事で、周囲との対立があったとされる小池百合子氏にかわり、防衛大臣にはやはり派閥をもつ高村正彦氏が就任するなど、自民党の重要派閥リーダーを迎え党全体で政権を立て直す体制を構築した点が特徴、といわれている。

ところで。内閣のメンバーである「閣僚」になるには、どんな資格と手続きが必要なのだろうか? 閣僚に起用されるのは、町村氏や高村氏のような国会議員だけではない。経済財政政策を専門に扱う「特命大臣」に就任した経済学者・大田弘子氏のように、民間から大臣を起用することも可能だ。原則として、閣僚を選ぶ権利をもつのは総理大臣のみ。そのメンバーは、過半数が国会議員なら残りを文民(職業軍人の経歴がない民間人)としても構わない。

内閣のメンバーを決定するには、総理大臣による閣僚の任命だけでなく、天皇の認証が必要。ただし天皇が認証した段階では、まだどの分野を担当するかまでは決められず、認証の後で改めて総理大臣から「○○大臣を命ずる」という辞令が出される。以上、内閣に関する基礎知識をお届けしました。

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