イギリスの中学校で金融教育が本格スタート

「お金のありがたみ」を学ぶ日本の金融教育とは?

2007.08.30 THU

英国では来年9月から、中等学校(11~16歳)で金融を授業科目として採用するそうだ。日本でも、金融教育は2年ぐらい前から、じわじわと注目されているけれど、どんなことを学ぶのだろうか? 親子マネー教室などを主催するNPO法人、マネー・スプラウトの羽田野博子理事長に聞いてみた。

「世の中でのお金の流れや、経済の仕組みを学ぶのはもちろん、お金との付き合い方を学ぶのが金融教育です。特に後者は『金銭教育』と呼ばれ、おこづかいの使い方や貯金の必要性など、実生活に即した金銭感覚をゲームなどの遊びを通じて身につけます」

ほとんどの給与が銀行振込のいま、親のお給料を見る機会がない子供たちは、お金を稼ぐことの大変さが理解できていないという。つまり、金融教育はお金のありがたみを学ぶ機会なのだ。ではなぜ、ここ数年で金融教育が一気に注目されるようになったのか。

「団塊の世代までは年功序列でお給料も上がり、預貯金の利息もたくさんつきました。しかし、いまは年金すら満足な額を受け取れるかどうかもわからない時代。借金もキャッシングで簡単にできてしまいます。生涯にわたり、お金に関して自己責任が問われる時代になったのです」(同)

私たちが小学生の頃に金融教育を受けていれば、もうちょっと計画的にお金を使えるようになっていたかも…。いまからでも金融の勉強、始めてみようかなぁ。

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