店を出てもついつい口ずさんでしまう

家電量販店のテーマソングはどうしてあんなに耳に残るの?

2007.07.19 THU

『エレクトリックパーク』ってご存じですか? 実はこれ、大手家電量販店のテーマソング9曲を集めたCD。改めて聞くと、実はいい曲が多いことに驚かされるんですが、どうしてあんなにも頭に残るんでしょう。日本工学院ミュージックカレッジ/ミュージックアーティスト科作曲・編曲コース講師を務め、自らもあの「アフラック」のCMシリーズの曲アレンジなどを手がける祐天寺浩美さんにお話を伺いました。

「まず、TVCMおよび店頭で繰り返し流れているというのは、頭に焼きつく第一の要因です。しかも、曲を作るうえで最も大切なメッセージが『店名』や『安さ』であるとハッキリしているので、サビでそれらを徹底的に繰り返すことで、インパクトはかなり大です。あとは、基本的に音階がシンプル。子供からお年寄りまで覚えやすいものの代表に童謡や民謡がありますが、それに近い曲調のものが多い。ヨドバシカメラなどは実際にそういった曲をベースにしているでしょう。リズムやコードが複雑ではなく、簡単にいうとピアノの白鍵盤だけで弾けるようなものが多いんじゃないかな。ただ、そういった曲調はなかなか重厚感や高級感が出にくいのでJ・POPとは一線を画すんですが、安さを売りにする家電量販店の場合は、逆にイメージに合致するんですね」

『エレクトリックパーク』は強力ラインナップでかなりオススメですが、あまり聞きすぎると、所構わず口ずさんでしまうのでご注意を。

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