意外と“人力”が多い最先端のネット事情

パソコンに音楽CDを入れると自動的に曲名が出るのはなぜ?

2007.05.31 THU

インターネットといえば、最先端なIT技術の集合体。コンピュータで、なんでもかんでもバリバリ機械的に処理している…というイメージがあると思うけど。みんなが便利に使っているサービスの中には、意外と“人力”頼りのものが多いんです。

その代表例が、パソコンに音楽CDを入れると、ネット経由でアルバム名などの情報を拾い表示してくれる、「CDDB」(楽曲情報の提供サービス)。レコード会社などから情報をもらっている、と勘違いしてた人も多いだろうが、あれって実は、他の一般ユーザーが自発的に入力した情報の集合体。要するに、世界中にいる音楽好きの“人力”を、ネットを使い集めたものなのだ。

もちろん、各自勝手に入力しているので、中には誤った情報もあるが、みんなの力によって、迅速かつ広範囲に情報を集められる、という大きなメリットが。そしてなによりも、面白い、便利だと思うコトを自由に持ち寄り、みんなで共有するという発想自体が、これまでにない魅力として支持されているのである。

歴史上の出来事から芸能情報まで、ありとあらゆる事柄の記事が参照できるネット上の百科事典「ウィキペディア」や、すっかり定番となった動画共有の「ユーチューブ」も、同様の発想で大きく成長したサービス…といえば。そう、近年話題の「ウェブ2.0」。最先端の技術が“みんなの協力”で成り立っているなんて、ちょっと微笑ましいですよね。

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