ネックレスを取ると首が真っ赤!

金属アレルギーが起こるのは“金属イオン”が原因だった!

2007.05.31 THU

「実は、金属という物質そのものはアレルギーを起こさないんです」と語るのは、中山皮膚科クリニック院長の中山秀夫先生。金属アレルギーのメカニズムを聞くと、こんなお答えが! それってどういうこと?

「アレルギーを起こすのは、金属が汗などで溶けて変化した“金属イオン”という物質。金属イオンは、皮膚のタンパク質と結合しやすいので“金属でコーティングされたタンパク質”という異常な物質を作り出してしまう。すると、免疫の仕組みを司る“リンパ球”が、異常なタンパク質を敵とみなし攻撃するんです。その結果、発疹や水疱などが現れる。ただ、人によって拒絶反応が出る金属は様々で、アレルギーにならない人もいますが、その原因はまだわかっていません」

え~!? 金属を身につけて汗をかいただけでアレルギーになるってこと…? 

「その可能性もありますが、特に危険なのは傷口です。傷口にはリンパ球が多く集まるのでアレルギーの引き金になりやすい。ピアスの穴や、指輪をしたまま洗い物をして炎症を起こした皮膚なども傷と同じ。一度、敵と見なされた金属はほぼ一生攻撃され、その拒絶反応を消す治療法は今のところないんです」(同氏)

そ、そうなんだ…。しかも、アクセサリーだけでなく歯の詰め物やビューラーが原因で発疹が出た例もあるそう。「アレルギー?」と思ったら、まずは皮膚科に相談して、どの金属を避けるべきかを調べてもらいましょう。

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