「フリー・ハグキャンペーン」も行われている!

日本人はなぜハグしない?世界中の“ハグ文化”とは

2007.05.24 THU

先日都内某所でも行われた「フリー・ハグキャンペーン」を知っていますか? これは「FREE HUG」と書かれたボードを持った人が街行く人たちとハグ(抱擁)をするといった運動で、オーストラリア発祥のキャンペーンなんだそう。しかし日本ではハグってあまりなじみがないもの。

「ハグは世界中で行われています。ハグをしない日本は世界的にみるとむしろ珍しいかもしれません。体を接触させるダンスをする国・地域ではハグをする傾向があると思います。日本の伝統的踊りは集合踊りで、身体接触がほとんどありませんね」

とは非言語コミュニケーションに詳しい神戸大学国際文化学部・宇津木成介教授。あいさつとしてのハグは女性同士が多く、次いで男性同士、異性間は少ないとのこと。地位の上下があると、上位者から、あるいは女性からハグをするのがスマートとされているよう。

「ハグは対人距離ゼロの行為ですから、親しさの表現としては相当に強力です。別れを惜しむ、慰める、成果をともに祝うなど、心と心がつながっている感じか強くなります。もっとも、あいさつとしてハグが当然になっている地域ではハグそのものに強い意味はなく、しないことで逆に『よそよそしさ』が演出されることになるでしょう」(同)

ハグは人同士の距離をグッと縮める動作だといえそう。国際化が進む昨今、照れずに自然にトライできるようになりたいものです。

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