日本ではシェア64%以上をマーク

iPodが5年半で1億台突破!アップルのブランド戦略とは?

2007.05.17 THU

米アップル社iPodシリーズの累計販売台数が、5年半で1億台を突破した。経営が傾いた同社を救ったといわれるiPodの、日本でのシェアは約64%(07年4月BCN調べ)。なぜこんなに売れたのか。アップル社に詳しいジャーナリストの林信行さんに聞いた。

「アップルの製品は、所有する満足度をくすぐりますよね。店舗での展示、開けるのがわくわくするようなパッケージ、スタイリッシュな製品。アップルのブランド戦略は、『ホリスティック・アプローチ』と呼ばれていますが、製品を取り巻くすべてが、経営者のスティーブ・ジョブズの世界観でデザインされている。たとえば、パッケージの紙質、製品の厚みやボタンの位置、製品の裏面にも、ジョブズは徹底的に口を出す。ジョブズ=アップルブランドそのものなんですよ」

そんなこと、日本の企業ではなかなか考えられないですよね!?

「そもそもアップルのビジネス戦略ですごいのは、身の回りにあるデジタル機器をパソコンと連携させ、親しみやすくしようとしたこと。その結果『音楽を聴く楽しみ』を広げたiPodは大ヒット。今やアップル社の売り上げの約半分は、iPodやiTunesなどの音楽事業が占めているほどです」(同)

アップルの次の目玉商品は、携帯電話「iPhone」。米発売は今年6月(日本発売は未定)。iPodのヒットに続くか、注目です。

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