どうしてそんな法律に?

結婚・離婚・出産etc.…女性にかかわる「民法」の不思議!?

2007.04.26 THU

再婚禁止期間の見直しに代理出産問題…。最近、女性を巡る法律のニュースをよく見かけますよね? 問題となっているのは、私たち女性の結婚、出産、離婚などにかかわる規定を定めている法律「民法」。こんなに大きく取り上げられる原因とは?

「民法は明治時代に作られ、戦後に改正されてからは、大きな改正はされていません。その間、女性の結婚や出産、離婚のあり方は大きく変化してきました。しかし、民法は現代女性の多様な生き方に対応していない部分があり、そのために障害が生じているのだと思います」(弁護士・折井純さん)

積極的に改正されない理由は?

「それは、民法が強い効力を持たない法律だからです。何事も協議のうえの決定が基本とされ、これまで特に改正する必要性がなかったのです。合意さえ成立すればその合意内容の公正さを問われないという点は、この民法の特徴でもあり、問題点でもあるのです。多くの点で改正の必要性があるでしょう」(東北大学法学部・水野紀子教授)

女性に不利な感じがするのですが…。

「民法は社会生活の基本的なルールを定めているものです。もし法がなければ、弱肉強食の社会になってしまいます。民法も基本的には女性や子どもなど弱い立場の人を守るものですが、現状では、その保護をする機能が不十分だということがいえます」(水野教授)

こんなことを頭の片隅に置いて見ると、ニュースの見方もちょっと変わるかもしれませんね。

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