働く女性を取り巻く環境は変化してますが…

それでも他人事じゃない!?“ワーキングプア”とは?

2007.04.19 THU

“働く貧困層”、ワーキングプア。働いているのに生活保護水準以下の収入しか得られない人たちのこと。生活保護水準とは各自治体により異なり一概には言えないが、例えば東京都23区では単身者(20~40代)の場合、月額支出13万8690円(※生活扶助と住宅扶助の合計額)を指す。

この社会状況において、働く女性を取り巻く環境はどうなっているのだろうか? 女性の労働問題に詳しい『女性と仕事の未来館』のキャリアカウンセラー・宮脇優子さんに聞いてみた。

「L25世代はちょうど就職氷河期に就職活動した世代。やむをえず安い給料で働いている人が多いのは事実かもしれませんね。バブル崩壊後、企業では、派遣、契約社員、アルバイト、パート等の非正規雇用の需要が大幅に増えました。今では女性の非正規雇用者比率は6割程度になっています」(宮脇さん)

20~30代女性に限っていうと派遣の労働条件はここ数年で格段にアップしており、かなりの売り手市場。「一番苦しい時期は過ぎた」と宮脇さんは言う。しかし女性の雇用形態が多様化している現在、手取りの給料が20万円に達しない女性は多いし、その中から家賃や食費、光熱費などの生活費を捻出しなければならない。つまり自由になるお金はないし、貯金もできない…という状況に陥っているケースは多い。都心で一人暮らしをしながら働く女性にとって、ワーキングプアは決して他人事ではない。

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