17年ぶりの値上げのカラクリとは?

マヨネーズの価格が高騰「バイオ燃料」は今後どうなる?

2007.06.07 THU

先日、大手食品メーカーが17年ぶりにマヨネーズの価格の値上げを発表しました。でも、なぜ値上げしたのか、その理由までちゃんとご存じでした?

ポイントは“バイオ燃料”。トウモロコシなどから作られるバイオエタノール(ガソリン代替)と、大豆などから作られるバイオディーゼル(軽油代替)があり、石油に比べ相対的なCO2の排出量が少ないと注目されています。特にエタノールが注目されるアメリカでは、大豆からトウモロコシへの転作が進み、大豆が不足。またヨーロッパでは菜種のバイオ燃料利用が増え、大豆や菜種を原料に含むマヨネーズの値上げの要因となりました。

来年からはいよいよ京都議定書が定めるCO2排出量削減期間に突入。ということは、バイオ燃料にかかわる他の食料も値上げするんじゃ…。

「それを防ぐため、非食用で、しかも乾燥地帯でも栽培できる“ヤトロファ”などの植物の栽培が進められています。これなら食料を圧迫しないうえ、緑化も進んで一石二鳥。また、植物の茎や根、間伐材など、非食用植物がもっとバイオ燃料に使われるようになれば、マヨネーズに代表される食品の価格が元に戻る可能性もあります」(日本植物燃料株式会社代表取締役・合田 真さん)

東京では、今年度から65台の都バスでバイオ燃料を採用。日本でも普及が進めば、もっと地球環境に優しい国になれますよね。

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