世界同時株安でついに1万7000円割れ!

日経平均株価にまつわるちょっと知的なトリビアを

2007.03.15 THU

07年年始から順調に上がっていた日経平均株価が先週早々、1万7000円を割り込んだ。「日本経済の株価がこんなに急に下がるなんて…」という感想が頭をよぎるかもしれないけれど、実はこれ、あまり正しい表現ではない。

その理由は、この“日経”の2文字が「日本経済」の略ではなく、「日本経済新聞社」を指しているから。日経平均株価とは、東京証券取引所1部に上場している全1757銘柄(3月7日現在)から、日本経済新聞社が任意に選出した225銘柄の株価の平均値のことなのだ。決して全銘柄の平均ではなく、あくまで一部銘柄の平均値なのである(※実際は単なる平均ではなく、複雑な計算式で算出されている)。

ということは極端な話、この225銘柄のどれか1つを外国人投資家がすごい勢いで買ったり売ったりすると日経平均株価は大きく変化するし、逆にこれ以外の株価がいくら動いてもぜんぜん影響がない。つまり、日経平均株価だけでは日本市場全体の実態はつかみづらいという側面もあるのだ。

ちなみに、この225銘柄は年に数回程度、入れ替えられている。上場廃止になったカネボウが除外された一方、ヤフーやファーストリテイリング(ユニクロ)など、比較的歴史の浅い新しい企業が追加されたことも。

普段何気なく見聞きしていた「日経平均株価」。そのトリビアを知るだけで、日本経済の動きや仕組みが見えてくるかも!?

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