今回の受賞者は23歳の女性作家!!

芥川&直木賞にまつわるちょっと意外なエピソードとは?

2007.02.15 THU

先月の発表を受け、この23日に授賞式が開催される、第136回目の「芥川賞」と「直木賞」。芥川賞は、23歳の女流作家・青山七恵さんの『ひとり日和』が受賞し、直木賞は“該当作なし”となった…って情報くらいは知っていても。たとえば、なぜ2つの賞が同時に開催されるの? とか、アクタガワはともかくナオキって誰よ?? など。両賞に関する基本的な事柄って、結構ノーチェックだったのでは? 実は、この2つの賞の起源には、ちょっと意外な人物が絡んでいるんです。

その人物とは、あの人気ドラマ『真珠夫人』の原作者・菊池寛氏。若くして死んだ親友2人の業績を称え、彼らに続く作家を世に送り出すため、昭和10年に設立したのが…芥川&直木賞なんですが。その一方で当時、菊池氏が関わっていた雑誌のプロモイベント用に、人気作家だった2人の名前を使った賞を企画した(本人談)、なんてお茶目な一面もあった模様。

ちなみに、直木賞の由来となった作家の名前は直木三十五。高尚な芸術的作品(純文学)が主流だった文学界に対し、より多くの人々が楽しめる良質なエンタメ作品(大衆小説)の世界を切り開いた作家で、『南国太平記』や『巌流島』といった代表作があります。こうした起源から、現在も芥川賞は純文学、直木賞はエンタメ系の要素がある小説が受賞対象なわけなんですね。といった前提がわかれば、両賞への興味が高まるでしょ?   

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト