キリン×メルシャン、日清×明星etc…

ある日、会社がなくなったら…企業の買収・合併(M&A)の実情

2007.02.01 THU

ニュースでよく見かけるM&A(企業の買収・合併)。おさらいをすると、まず「買収」は、相手企業の株式を取得して経営権を獲得すること。キリンがメルシャンを子会社化したのがまさにそれ。また、日清×明星の場合は「資本提携」。いずれのケースも、会社そのものは存続している。一方、「合併」はA社がB社を飲み込む「吸収合併」(B社は消滅)と、新たにC社をつくる「新設合併」がある。

M&Aのなかでも、変化がもっとも大きいのが「合併」。まず当事者に降りかかるのは、人事と給与の問題だ。両社に共通する業務は一本化されるため、リストラの可能性もゼロじゃない。リストラされずとも、「相手の給与体系にならって給与ダウン!」なんて事態も(その逆もしかり)。もちろん、仕事内容が大幅に変わることもあり得る。

では、実際に会社が合併されたらどうなるのか。元IBM社員(PC事業部所属)で現レノボ・ジャパンの社員の話によると、「うちは特異なケースですが、一事業部が3カ月で会社として必要な機能をすべて整えることになりました。一人ひとりの抱える仕事が多岐にわたり、大企業時代とはずいぶん様変わりしましたね」と語る。

また、「合併は新聞の報道で知りました」(前出のレノボ・ジャパン社員)というとおり、社員の動揺を抑えるため、当事者にはできるだけあとに知らせるのが一般的なんだとか。明日は我が身だったりして…。

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