所得税と住民税の税率が変わる!?

給与明細に異変あり手取り額減ってませんか?

2007.06.14 THU

働く女子のみなさま、今月の給与明細は要チェックです。「手取り額」が減っていませんか?これは6月から住民税の税率が変化したことが原因なんです。いったいどんなことになっているのか、菊池税理士事務所の菊池美菜先生に聞いてみると、

「これまでは課税所得(所得から経費を引いた金額)によって3段階に分かれていたんですが、6月からは一律10%に。これまでは課税所得が200万以内の人は5%だったので、いきなり倍になります。例えば年収300万円なら、年間6万2000円のアップに」

それは大変!しかし、実はこれには前フリがあったんです。今年1月から所得税の税率が6段階に変更され、L25世代の多くは減税となり、1月から手取り額が増えたという人も多かったハズ。

「この改革は“税源移譲”といって、国に納められる所得税を減らし、地方自治体に納める住民税を増やすという地方分権政策の一環なんです。しかし、税率が変わっても所得税・住民税の合計額は変わらないので、税の負担は変わらないんですよ」(同)

同じならいいや、と思ったアナタに悲しいお知らせが。今年から定率減税(所得税10%、住民税7.5%が減税される制度)が廃止されているので、事実上は増税になっています。いろいろと変化している税のしくみ。この機会に給与明細をじっくりと見ながら、お勉強してみてはどうでしょうか。

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