公教育の問題は他人ごとじゃない!

小中学校の“しつけ”教科書で教育改革を実感してみた!

2007.01.15 MON

教育の現場が騒がしい。多発する自殺、なくならないいじめ、学級崩壊、不登校、ニート…学校を取り巻く環境はいったいどうなっているのでしょう!?

小中一貫校や学校選択制など独自の教育制度を取り入れる品川区では、昨年4月以降、“市民科”なる科目を導入しています。冒頭に挙げた子供たちの抱える問題の原因が、家庭や社会がすべき“しつけ”や“人間性の形成”を果たせなくなったことにあると見て、設置された科目。社会の中で生きるための基本的な規範や資質・能力を養うことを目的としていて、その教科書『小中一貫教育 市民科セット』は私たちが読んでも実に興味深い内容なのです。

たとえば、3・4年生の教科書。「言葉でしか相手に伝わらないことがある」「あたたかい言葉をつかって生活していこう」などは、改めていわれるとハッとさせられました。5・6・7年生向けの教科書では、公共の場でのマナーやエチケット、善悪の判断、ストレスの解消法など、大人にも学んでほしいと思うような内容が。また8・9年生では「相手を説得する話し方」「企画力と実行力」「自己実現を図る生き方」など、これだけ見るとさながらビジネス書!?

挨拶の大切さや人権といった私たちが道徳の時間で習ったようなことから、インターネットや携帯電話の使いこなし方といった現代的なコンテンツまで幅広く社会のことを網羅し、まるで日本社会の縮図を見るよう! これは一読の価値アリです。

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