村上春樹氏、文学賞受賞ならず…

ところで“ノーベル賞”っていくつあるか知ってる?

2006.11.15 WED

10月末にノーベル賞の各受賞者が発表され、村上春樹氏が「文学賞有力か」と騒がれたのは記憶に新しいところ。だけど、そもそもノーベル賞っていったい何? どんな賞があるの?

書籍をひもといてみると、まず“ノーベル”とは人の名前のことだそう。化学者アルフレッド・ノーベルは、自らが発明したダイナマイトなどが戦争で利用されることに心を痛め、自身の巨額の遺産で基金を設立するように指示。その基金をもとに“人類に最大の貢献をした人に毎年賞を与える”という遺言を残した…。これが『ノーベル賞』の始まりで、100年以上も続いている。賞の対象となるのは、彼の遺言通り『物理学』『化学』『生理学・医学』『文学』『平和』の5分野。ちなみに『経済学賞』と呼ばれているものは正式名称も異なり、厳密には含まれないんですって。毎年、彼の命日である12月10日に開催される「ノーベル賞授賞式」は、平和賞のみノルウェー、ほかの賞はスウェーデンで行われ、これも彼の遺志によるものだとか。

そして、受賞者に授与されるのはメダル、賞状、賞金。…お金のことが気になるところですが、前述の基金で前年度に得た利子のうち67・5%が贈られることになっているため、毎年一定額ではないのだそう。ちなみに今年の化学賞受賞者には日本円で約1億6000万円(!)ですって。「人類最大の貢献」への対価はさすがに高額なのね。

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