国民1人あたりに換算すると658万円!

国の借金の最大の原因である「国債」って…何だろう?

2007.09.20 THU

財務省によれば、07年6月末時点の国の借金残高が836兆5213億円と過去最高(悪?)を更新した。(株)フィスコの金融アナリスト・久保田博幸さんによれば、「国債の増発が借金の原因」という。ちょっと待って、そもそも国債って何!?

「国債は正式には【国庫債券】といい、国が資金を調達するために発行する有価証券です。国が投資家から資金を預かり、決められた期日に元金と利子(利息)を支払う契約なのです」(同)

要するに、国が国債購入者(金融機関、企業、個人など)に借金をしていて、国債はその借用証書のようなものってことね…。でもなぜそんなに国債の発行=借金が増えることに?

「国を運営するには莫大な資金が必要です。本来は税金などでまかなわれますが、1964年ごろから経済が低迷し、税収だけでの運営が困難に。そこで財政を補うために国債が発行されました。しかもバブル崩壊後の金融不安やデフレによる景気悪化対策として行った巨額の公共投資などのためにさらに資金が必要となり、国債の大量増発に至ったのです」(同)

景気回復と同時に発行額は減少しているものの、国債は発行され続けている。同時に借金も増え続けた結果、国民1人当たり658万円もの借金に! 増税の議論があるのは、そんな財政事情のせい。でも増税する前に、収入より借金がはるかに多いこの国の体質を、どうにかする必要がありそう…。

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