「緊急地震速報」の一般提供がスタート!

“数十秒”で慌てないために地震の直前にできることは?

2007.10.04 THU

震度5弱以上の地震の発生を事前に知らせる「緊急地震速報」の一般提供が、10月1日からスタートした。初期微動から震度や震源地などを推定し、テレビやラジオなどで全国に予告するシステムだが、速報から地震発生までは長くて数十秒程度。時間はまちまちで、震源地に近いほど短く、時には速報よりも揺れが早い場合も…。そんな短時間で、私たちは真っ先に何をすべき? 気象庁は「丈夫な机の下に隠れよう」と勧めていますが…。

「私の研究によれば、過去の大地震による死傷者の90%近くは家の中。ですから家の中にいるのに速報が出たら、私なら1階にいる人は屋外の安全なスペースへ、地下や2階以上にいる人はエレベーターホールや階段ホールなど他フロアとつながった場所へ移動するように勧めます」(防災システム研究所の山村武彦所長)

猶予はたった数十秒! その間慌てないためにも、防災グッズをそろえるほかに、事前に何をしたらいい?

「1人暮らしの人は、10kmぐらい離れた所に住む友人や親戚、恋人と、事前に防災協定を結びましょう。地震が起きたら、互いに安否確認をする約束を結ぶんです。いざとなったらその人に探しに来てもらえるし、どちらかに身を寄せることもできて安心ですよ」(同)

「私だけは大丈夫!」なんて根拠のない自信は捨てて、とにかく今のうちにできることをする。それがきっと、生き残るためのテクニックだ。

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