冬になるとあちこちで発生

静電気はどうして起こるの?シャットアウト法を教えて!

2007.10.25 THU

「バチッ!」というドアノブの恐怖。足にまとわりつくスカートのうっとうしいこと。毎年この季節になると静電気に悩まされるという人も多いのでは?

「すべての物体はプラスとマイナスの電気を持っています。それらは通常バランスを保っていますが、ふたつの物体が接触して離れるとき、電子の移動が発生。結果、電気的に極性が一方に片寄って電気を帯びます。これが静電気です」とは、東京農工大学教授で工学博士の高橋雄造先生(www.tuat.ac.jp/~yuzo/index.html/)。

でも、なぜ冬に静電気を感じることが多いんだろう?

「物体が持つ電気は、大地に向かって刻々と流れ出ているもの。ただし、その度合いは物体表面の水分量によって変わります。湿気が多いときや汗をかきやすいとき、静電気は水を通して短時間に逃げますが、湿度の低い冬、特にエアコンを効かせた室内などでは、電気は逃げにくいのです」(同)

となると、静電気問題には湿度の調整が欠かせなさそう。

「部屋の湿度を上げるために加湿器を使う、ぞうきんがけをする、洗濯物を室内につるすなどの方法が考えられます。また、市販の静電気防止スプレーにしても考え方は同じで、中に含まれる界面活性剤などが繊維表面を水に馴染みやすい状態にしています」(同)

このほかの高橋先生直伝! 日常生活の静電気対策法は左のイラスト(※L25本誌では左にイラストが表示されています。)を要チェック。

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