小沢神話、豪腕、ぶれない政治家、壊し屋…

幻に終わった大連立小沢一郎ってどんな人?

2007.12.06 THU

辞任騒動があってなお、民主党の中心であり続ける小沢一郎代表。辞任表明の発端は、自民党と民主党の「大連立」とされているけど、なぜそんな話が持ち上がったの? 政治評論家の森田実さんに聞いた。

「7月の参院選で民主党が大勝し、衆参両院の第一党が異なるねじれ現象が起こったからです。自民党は法案も通しにくく困っている。その解決策として、政権交代を狙う民主党を味方につけようと、小沢さんに連立を持ちかけたんです」

そもそも小沢さんって、どんな人なんですか?

「小沢さんは27歳の若さで政治の世界に入りました。その後、超実力政治家の協力があって政治家としての地位を獲得したのですが、彼自身も主張を曲げずに押し通す強さを持っていた。そして、『豪腕』『ぶれない政治家』などと呼ばれ、同世代の政治家に比べて力量が認められていたんです。ですから、大事を成し遂げる人物としての信用が厚い。これが俗に言う『小沢神話』です。しかし、小沢さんには『壊し屋』と称される一面も。今までも小沢さんは、連立をきっかけに、自分で作った党を破壊してきた。彼は自身の正直さゆえ政界で利用されることが多く、裏切りに短気を起こして、結果的に党を壊すことを繰り返してきたんです」(同)

森田さんは、今回の騒動を「国民の信用を裏切る致命的なミス」という。小沢さんの動きは、今後も政界に影響を与えそうですね…。

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