福田内閣の不支持が支持を上回ったけど…

内閣の「支持率」と「不支持率」政治家にとって大事なのは…?

2008.01.31 THU

昨年12月、福田内閣の支持率が大きく下がり、不支持率が上昇。この支持率・不支持率って、どう見るものなの? ジャーナリストの上杉隆さん、教えて!

「文字通り、支持率は支持する人の割合、不支持率は支持しない人の割合。好きな人を嫌いになるより、嫌いな人を好きになる方が確率が低いですよね。同様に、不支持を支持に逆転させるのは難しい。いま政治家は、不支持率をいかに低く抑えるかを重視しています。選挙のとき、投票する人をどうやって選びますか?」

うーん、もっぱら消去法です…。

「近年はそういう人が多いんですよ。だから、政党も悪い印象を与えないよう気をつけたり、対抗相手と逆のイメージを持つ候補者をぶつけたりします。女性議員の数が増えたのも、女性議員が不支持されにくいという背景があるからです」(同)

「嫌じゃない方に入れる」という人の票を獲得しようという戦略なのですね。

「特に、福田総理が不支持率を意識しているのは明白。小泉さんや安倍さんは、自ら旗を掲げて突き進む人でした。一方、福田さんは周りが立てる旗から、世論の動きに合わせてひとつを選び、実行する人。最近、支持率を下げた要因といわれる年金問題や肝炎問題への対応を迅速にしていますね。これも、不支持をこれ以上増やさないためだと思いますよ」(同)

1月も不支持率が支持率を上回った福田内閣。支持率は「気にしない」なんていってたけど、福田さんは不支持率の方が大切だったのね。

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