予防法は? 早めに気づくには?

L25世代にも身近な病気「子宮筋腫」について教えて!

2008.02.14 THU

「たとえひどい生理痛でも、いつものことだと単純に考えていませんか? もしかしたら、あなたの子宮には筋腫があるのかもしれません」と注意を呼びかけるのは、まつしま病院の院長・佐々木靜子先生。ひと昔前までは、40歳代以降の女性の病気とされていた子宮筋腫。でも今、若い人の子宮筋腫が増えているそう。

「子宮筋腫とは、子宮筋層が変化してできたこぶ(筋腫核)。良性の腫瘍ですが、現在の研究では、すべての女性が筋腫の芽を持っているとされています。実は近年、この芽を成長させてしまう若い女性が増えてきているんです。原因は、動物性脂肪の多い食事や、ピルなどのホルモン剤の内服で起こるエストロゲン(女性ホルモンの一種)の過剰状態。また、冷えからくる骨盤の血液循環の悪化も影響しています。さらに、運動不足やストレスによる免疫力の低下、ホルモンかく乱物質であるダイオキシンも要因のひとつと考えられます」(同)

まさに私たちは、いつ子宮筋腫になってもおかしくないということ。成人女性の4人にひとりが子宮筋腫なんだとか。

「患者さんの多くが月経量が増えて、生理痛がつらいという症状を抱えています。思い当たる方は、早めに医師の診断を。1万人の患者さんに3人と低い確率ですが、良性の腫瘍が悪性に変わることもありますし、何より子宮筋腫は不妊症や、妊娠したとしても流産する可能性をもたらす病気です。筋腫核を摘出しても2~3年の間に再発することが多いこの病気が、これからの人生に与える影響は少なくないはず。早期発見して対策を立てましょう」(同)

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