“cha”と“te”に分かれる!?

紅茶の呼び方から世界のお茶文化を考えてみた!

2008.02.14 THU

寒さが続くこの季節。オフィスや家での熱~いティータイムが至福のひとときだったりします。ところで、そんなリフレッシュタイムに欠かせない紅茶が、実は緑茶やウーロン茶と同じ原料から作られるって知ってました? 日本紅茶協会の浅井さんによると…。

「緑茶、烏龍茶、紅茶の原料は『カメリア・シネンシス』というツバキ科の常緑樹の葉。製造過程は異なりますが、いずれも、約1800年前の中国で生まれたお茶が原点なんですよ」 とのこと。

中国にルーツを持つお茶は、時代の流れとともにやがて世界へ。17世紀の欧州で貴族に珍重されたり、産業革命後のイギリスで独自の紅茶文化が花開いたり…。いつしか現在のような世界標準の飲み物へと発展したとか。また、お茶が中国から世界へ伝わった経路は、各国でのお茶の呼び名が物語るらしく…。

「お茶の伝播には、大きく分けて2つのルートがあります。ひとつは海路。17世紀にオランダ商人が福建省からヨーロッパに伝えたルートですね。この経路で伝わった国々では福建省の方言でお茶を表す『te』に近い呼び名が定着しているんです。もう一方は主に陸路で伝わったもの。こちらは広東語の『cha』を元にした呼称が使われることが多いですね」(同)

確かに上記の表(※L25本誌では上に表が表示されています。)を見ると、イギリスのティーを筆頭に西欧は『te』系。アジアや中東ではチャイやチャに代表される『cha』系が主流。いやいや、お茶って、実に歴史ある飲み物なんですね。

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