便利だからと、つい頻繁に使ってしまいがち…

「させていただく症候群」にならないための事例集

2008.04.03 THU

「お伺いさせていただく」「出張させていただく」など、仕事上のメールでよく目にする「させていただく」という表現。「丁寧に!」って気を使うあまり、つい頻繁に使っちゃう。でも、実はこれって間違った敬語の使い方で、最近では「させていただく症候群」って呼ぶのだそう。

「『させていただく症候群』の人が増えているのは、新入社員の教育に力を入れなくなった会社が増えたということが大きいでしょう。しだいに、若者に正しい言葉の使い方を教えられる大人も減り、若者は『させていただく』をつければ丁寧なのだと勘違いしてしまっているんです」と教えてくれたのは、大妻女子大学講師・敬語コンサルタントの唐沢明先生。

では、「させていただく」は、本来どんな時に使用するのですか?

「『させていただく』を使用するのは、(1)誰かの了解を必要とする場合 (2)誰かに代わって何かを行う場合 (3)忙しい相手に何かをしてもらう場合です。よく、『祝日は休ませていただきます』とか、『今月で退社させていただきます』といった使い方をする人がいますが、いずれも相手の了解を必要とすることではなく、自分の意思で行うことなので、『させていただく』はおかしいですよね。『明日、ご相談させていただけますか?』は、恐縮ながら時間をもらうという意があるので、使用してよい例です」

あなたにも「させていただく症候群」の心あたりがあるのでは? 普段のメールを見返して、下の事例(※L25本誌では下に事例が表示されています。)でチェックしてね。

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