「何言ってるんだ!」「詐欺集団!」などなど

新人議員にとってヤジはお仕事!?国会のヤジにルールはあるの?

2008.04.17 THU

日銀総裁人事やガソリン税などで大揺れの今国会。常々ニュースで国会を見るたびに気になっていたのが、国会を飛び交うあの“ヤジ”。国民の代表である国会議員がヤジだなんて、ちとお行儀が悪いのでは…。そもそもヤジの役割って?

「ヤジは、否定の合いの手であり、演説の妨害や相手を動揺させるために行われるものです。本会議は、事前に質問状を出してそれに対して答弁するというセレモニーと化しています。討論じゃないので、話が一方通行。そこで反論としてのヤジがあるのです」と教えてくれたのは、衆議院議員の公設秘書を務めた経験もあるジャーナリスト・上杉隆さん。

「国会では、新人が一番前、当選回数の多い議員が後ろと席が決まっています。そのため演壇に近い新人議員がヤジ担当なわけです。ちなみに小泉チルドレン当選時には、ヤジの飛ばし方の勉強会もありましたねえ(苦笑)」(同)

なるほど、新人にとってヤジは“お仕事”なのね。でも衆議院規則には「演説妨害の禁止」(216条)があるのに?

「規則と実際の運用は違います。僕が知る限り、個人攻撃がダメな他にルールはありません。『ヤジは国会の華』というように、以前は気の利いたヤジもありました。でも最近はヤジを楽しむ余裕がない。権力を笑い飛ばすような余裕のあるヤジがあった方が健全ですけどね」(同)

ヤジや怒号が飛び交う国会は、一般常識で考えると特殊。ルールのなさも、やっぱり特殊でした。

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