舞踏歴57年目の磨きぬかれた美…

世界のプリマバレリーナ森下洋子の魅力を解説

2008.04.17 THU

松山バレエ団創立60周年記念公演「眠れる森の美女」のプリマを務めるのは、今年で舞踏歴57年目という森下洋子さん。そんな森下さんの魅力について、バレエ雑誌『スワン・マガジン』編集長の種村知里さんに詳しく伺いました。

「森下さんは日本人で初めてヴァルナ国際バレエコンクールの金賞を受賞、パリ・オペラ座にも日本人として初めて出演しました。“東洋の真珠”とたたえられ、世界最高峰のアーティスト、ルドルフ・ヌレエフと踊ったり、20世紀を代表する振付家モーリス・ベジャールに振り付けてもらったことも。また、40歳ぐらいで引退するプリマが多いなか、今でも現役で芸術を極めようとしている情熱は尊敬に値します」

若いころと変わらず、技術も美しさもキープし続けている森下さん。その秘訣を、ずばりご本人に直撃してみました。

「バレエは1日休むと自分に分かり、2日休むと仲間に分かり、3日休むとお客様に分かるという言葉があるほど、積み重ねが大切な芸術。日々のレッスン、リハーサルは5~6時間になるでしょうか。あとは、踊りだけでなく、様々なことを学ぶのも重要。バレエで一番大切なのは、お客様に喜びや幸せを感じていただくことなんです。そういう姿勢でいると、内側から美しさが引き出されると思います」

たゆまぬ努力と笑顔によって、いつまでも輝き続ける森下さん。見た目の美しさだけでなく、その努力や情熱も見習いたいものですね。

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