7月7日~洞爺湖サミットが開催されますが…

一体何が話し合われる場なの? “サミット”の基礎知識

2008.06.05 THU

7月7日から3日間、北海道の洞爺湖で開かれるサミット。今回のテーマは「環境」らしいけど…そもそもサミットってどんな会議なのでしょうか? サミット研究が専門の名古屋外国語大学大学院教授、高瀬淳一先生に教えてもらいました。

「サミット(正式名称『主要国首脳会議』)とは、仏、独、伊、米、英、日、加、露の首脳とEUの代表が、国際社会のあらゆる問題を討議する会議のことです」

国際問題を話し合う会議はいろいろあるけど、サミットはそんな国際会議の頂点であり、完全にトップだけの話し合いの場。要は世界一重要な会議なんです。議長は開催国の首脳が務め、会議のテーマも、その時期の最も重要な国際問題を開催国で選び、決定します。

最近では、中国、インド(両国とも今回ゲスト参加)など高度経済成長を続ける国や、テーマに関わる重要な国・国際機関をゲストとして招くのが通例となり、参加メンバーも増えています。「環境」がテーマの今回は、経済成長とともに大量の温室効果ガス(CO2など)を排出する中国、インドが、どれだけ環境保護へ歩み寄りを見せるかが注目点になるそう。

「特に年々温室効果ガスの排出量が増え続けている中国から、環境保護に関する具体的な国策、努力目標を引き出せるかが、今会議の大きなポイントです」(同)

会議をうまくまとめるのも議長国の役割とのこと。北京五輪前に福田首相は果たして中国から“一本”をとれるか…?

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