母親になるための環境が整っている国、第1位!

女性に優しい国といわれるスウェーデン日本とは何が違うの?

2008.06.12 THU

146カ国中、日本は31位…。これは、5月7日に子供たちのための国際援助団体セーブ・ザ・チルドレンが発表した「母親指標」の順位で、母親になるための環境が整っている国を表すランキングなんです。この結果が6年連続1位のスウェーデンと日本、どのように制度が違っているのでしょうか?

「まず2カ国の国家の考え方の違いが、制度の違いにつながっています」と話すのは、スウェーデン社会研究所・所長の須永昌博さん。

「スウェーデンでは子供が生まれると、出生届けを税務署に出します。1971年に所得税が家族単位でなく個人単位で支払うようになったのです。これにより、専業主婦でも扶養扱いされなくなりました。またスウェーデンでは、『日常動作ができない人』を『身体障害者』としています。日本のように病気やケガで障害認定されるのではなく、赤ちゃんや妊婦、高齢者なども含まれます」(同)

『日常動作ができない人』である間、誰でも国から保障されるということですね。その代表的な制度が“両親保険”。出産による離職時の所得などを保証し、『妊娠すると収入がなくなるのでは…?』という不安を軽減してくれます。これなら、一般的に25%という高い消費税も納得!

「スウェーデンでは、そういった男女平等を目標にした“女性を支えるシステム”がたくさん作られてきました」(同)

別表(※L25本誌では下に表が表示されています。)をみると、うらやましくなるような制度が多数。“女性にやさしい国”を築き上げてきたのは、日本の約4.5倍を占める女性議員の活躍もひとつの要因かもしれません。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト