外交交渉がスムーズになる?

福田首相夫人・貴代子さんが主役サミットの「配偶者プログラム」とは

2008.07.03 THU

サミットで行われる「配偶者プログラム」。今回、その主役を務めるのは、福田首相の妻・貴代子夫人だ。でも、配偶者プログラムって何をするの? 元キャリア官僚で政界に詳しい、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』(ナツメ社)などの著者・林雄介さんに聞いた。

「サミットは先進国の首脳会議で、『配偶者プログラム』は、首脳が会議をしている間に一緒に来たファースト・レディーを開催地の観光や食事に連れて行って仲良くなる重要施策のことです」

目的は、外交交渉を円滑にするために、ファースト・レディーに日本に好印象を持ってもらうこと。そのため、洞爺湖サミットの会場・北海道の自然や文化、食を紹介するのだという。

ところで、なぜ夫人同伴なのか…。

「外交というのは、お互いの国の信頼関係で、仲良くすることが基本。ですから、外交官は夫人同伴で大使館勤務する、他省庁にないシステムですね」

そもそもヨーロッパでは社交界があり、外交官は貴族の職業だったとか。一方、日本は、明治維新後に外交交渉する際に夫人同伴となったという。

「日本では首相夫人や外交官夫人が、活花や茶道などの日本文化を海外に普及させる仕事を担当することが多いですよ」

貴代子夫人は、夫が官房長官時代に、夫人がいない小泉総理のファースト・レディー代役を務めた人で、茶道の腕は名人級とか。プログラムではその腕前が披露されるかも?

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