小説やドラマで繰り返し描かれているけれど…

願望は誰でもあるらしい!?“略奪愛”ってなぜ魅力的なの?

2008.08.07 THU

『源氏物語』の時代から小説やドラマで繰り返し描かれている“略奪愛”というテーマ。他人の恋人や配偶者を奪うというストーリーに惹かれてしまうのはなぜなのか? 『愛の迷宮』など数々の濃厚な愛の物語を描いてきた昼ドラのプロデューサーにその心理を聞いてみました。

「意図的に略奪や不倫などの要素を入れているわけではないんです。女性が主人公になることが多く、恋愛にのめり込んでいく心情を描いていくと、そうした展開になってしまうんですよね。明治の文豪の作品をドラマ化することも多いのですが、そこにも略奪愛は描かれています。社会的な立場を捨てて恋愛に走ってしまうというような行動は、時代を経ても変わらない人間の欲望なのかもしれませんね」(東海テレビ・高村幹さん)

ということは誰でも潜在的に略奪愛願望を持っているのでしょうか? 『恋愛の社会学』の著者で、関西大学・総合情報学部准教授の谷本奈穂先生によれば

「潜在的にはあるかもしれません。女性の方が欲望に忠実に生きているので、その傾向はより強いと思います。一方、男性は社会性が強く、外からの評価を大切にするので願望はあっても行動は起こさない。しかし、今は自分の気持ちに正直に生きることがよしとされる時代ですから、男性でも“恋愛に生きる”タイプが増えてくる可能性も」

うーん、でも実際にその状況に直面したら大変そう…。ドラマや映画で見ているのが安全そうです。

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