消費税率引き上げ論につながっているらしい

借金総額はおよそ850兆円…日本はなぜこんなに借金が多い?

2008.09.11 THU

7%、10%、それとも15%!? これまで何度も議論されてきた消費税率引き上げ論。その理由は、医療費など社会保障費のかさみ、そして約848兆円(6月末現在)もの“借金”のせいだとか。

「国際的に見て、これほどの借金は異常。先進国とは呼べない状態だと考えていいでしょう」と指摘するのは、ジャーナリストの池上彰さん。

「『公共事業を増やせば関係者に仕事が回り、給料も消費も増えて景気が回復する』という理屈で、国債を大量に発行し、その資金を公共事業に注ぎ込んできました。そのため借金が増えすぎ、借金を返すためにまた新規国債を発行することを繰り返し、こんな事態になったのです。今後、景気がよくなって金利が上がると、同時に国債の金利も上がり、政府は借金の利子を払うためにまた借金する、という泥沼に陥る恐れが。そうなると日本全体が“夕張”状態になります」(同)

破たんするってこと!? となると解決法は、消費税率引き上げしかない?

「そうですね、解決策は消費税アップしかないことを、政治家はみんな知っています。しかしそれを明言すると選挙で票が減ってしまうので言い出せず、先送りが続いています。国民のご機嫌取りをしている政治家ではなく、国民に対して、きちんと厳しいことを言える政治家を選ばないと、国が滅びます」(同)

自民党総裁選や、次期首相のもとでも出るであろう消費税引き上げ論。是か非か、考えるいい機会かも。

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